黒い部屋の夫 上

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著者 : 市原恵理
  • インフォレスト (2009年9月18日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784861908255

黒い部屋の夫 上の感想・レビュー・書評

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  • なんとなく手に取った本。

    ブログを書籍にされたようです。

    何度、うわぁ!となったことか・・・

    私にはこんな対応ができるかどうか・・・自信を無くしました。
    作者には、「あの時」と思いながら、でも生きていくことはあきらめないでと言いたい。
    上下巻読了。

  • 読む人間を選ぶ本だと思う。鬱病の人が読んだ場合どうなんだろう。でも、妻の立場で読む場合、とても共感できる。つまりどうしたらいいか分からないのだ。どうしてあげるのがいいのか、それが分からない。そしてこちらも聖人君子ではないので、腹の立つこともある。夫をだんだん嫌になっていく感じもよくわかる。

  • 毎月1500万円あげちゃうお母さんより毎月20万円息子にあげちゃう ここんちの親の方が 実はびっくりだった といえないこともない

  • むさぼるようにして、上下巻読了。著者は、三十代の女性ブロガー。書いている内容は重くて、ある日突然夫が鬱病になり、支えきれずに離婚し、その元夫が自殺する…というお話。いやはや、彼女はよく我慢しているよ。何をするにも「鬱病だから」という理由でわがまま放題の夫。生活費がないのに、妻が働きに出ることに渋い顔をする夫。意味不明だ。どうやって生活しているかというと、この夫の親からの仕送りと、妻のパートで働いたお金。ちなみに親からは十分な仕送りがされているにも関わらず、夫は自分の趣味にこうじて生活費は微々たる分しか渡さないというていたらく。考えられん。
    あたしだったら、と、考える。あたしだったら即離婚だ。有無を言わさず離婚。その後夫がどうなろうと知ったことではない。ただし、これはあたしが働いていない場合のこと。働いていなくて、娘を抱えて、旦那に鬱になられて、旦那があれこれ自分に制限して、働きにも行かせてくれないとなると、離婚するしかない。働いている今なら、生活費の心配もせずに、「できるかぎりのこと」はするだろう。その結果夫が死んでしまったとしても、それはそれで仕方がないと思う。そう、やっぱり人間には「余裕」が必要なのだ。いっぱいいっぱいになってしまうと、ろくな結果を生み出さない。
    しかし彼女は頑張る。ひたすら頑張る。きっと、頭の良い人であろうのに(文章が校正が入ったであろうとはいえ、かなりしっかりしているからそう思う)、かなり耐えていると思う。けれど、今更言っても詮無いことだが、彼女は我慢せずに、もっと夫に自分の気持ちをぶちまけてもよかったのではないか…と思う。何も言わず、ギリギリまで我慢して突然爆発されたのでは、旦那の方もたまらないのではなかろうか。結局旦那は自殺した。ギリギリまで我慢してても、結局自殺した。そして彼女は後悔する。ギリギリまで我慢せずに、日々の不満をぶちまけていたとしても、自殺するときはする。人は、そういう生き物だとあたしは思う。
    女性にありがちのことだが、自分の意見は最後まで我慢して、突然破壊行動に出る。それは相手からすれば、「今までは黙って聞いてくれたのに、なぜ?」ということになるだろう。文句があるならその都度言わなければならないのだ。自分の行動を制限されそうになったときに、「それはおかしい」と。なぜなら、自分の行動はほかの誰にも制限などされるべきことではないから。自分の人生は自分だけのものだから。
    あたしは自分が一番大事だ。そのことはゆるぎない真実。まずは自分、そして余裕があれば自分以外の人間…という構図になる。彼女は、自分を押し殺してでも、旦那に尽くす。旦那の言うことを聞く。それは迷いであったり、負い目であったり、相手が鬱だから…という遠慮だったりするのだけれど、それよりもまず自分の意思を相手に伝えるということの方があたしは大事だと思う。

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