ブリコラージュの伝言―私だけの人生図面

著者 : 南泰裕

• ケイツー (2005年5月1日発売)

感想・レビュー・書評

[banizmさんの感想 · 2012年6月17日]

建築や都市から始まり、人生観と幸福まで語ってしまう、広い、広い話題。でも語り口調は穏やかで、それでいて静かな説得力があった。不思議な癒し系のエッセイ。たまに開いて見たくなる本だなあ

[町田マチルダさんの感想 · 2007年1月17日]

手持ちの資源の組み合わせで最大限の効果を生む、みたいなのがブリコラージュなのだけど、それはそれとして、「何かをはじめようと思ったらまず部屋をかたづけよう」という発想が気に入った。いや、啓発本では全然ないのだけど。

著者プロフィール

南泰裕（みなみ・やすひろ）：建築家、国士舘大学教授。1960年兵庫県生まれ。京都大学卒業、東京大学大学院建築学専攻博士課程修了。1997年アトリエ・アンプレックス設立。2007年より国士舘大学理工学部准教授。2013年より現職。主著に『建築の還元』（青土社、2011）、『トラヴァース』（鹿島出版会、2006）、『住居はいかに可能か』（東京大学出版会、2002）など。訳書にリチャード・ロジャースほか『都市　この小さな国の』（共訳、鹿島出版会、2004）など。

「2014年 『レム・コールハースは何を変えたのか』 で使われていた紹介文から引用しています。」