最後の一枚の葉・賢者の贈り物 (お風呂で読む文庫 75)

著者 :
  • フロンティアニセン
3.40
  • (1)
  • (2)
  • (7)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 19
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (184ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784861970757

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 有名な最後の一枚の葉は既読であったが、賢者の贈り物は初見。お互いのクリスマスプレゼントを用意するために、お互いの大切なものを失い、そのことがお互いのプレゼントを無価値なものにしてしまう。愚かな若者二人。しかし、その二人こそが賢者であるということは一体どういうことなのか。犠牲を厭わないほどの愛情をもって選んだ贈り物こそ、賢者のそれであるということなのか。短編集ならではの分量とテンポのよさの中に深いストーリーとヘンリーが信じる世の真理、美しいものが描かれている。

  • 「賢者の贈り物」が可愛くて好きです。贈り物は相手の宝物にピッタリの物を!と思って、お互いが自分の宝物を売って金策するっていう。贈り物は無駄になっちゃったけど愛は深まったヨネ☆っていう、弾けるラブコメテイストがじんとくる。

  • 子供の頃に読んだのとは また違った味わい・・・ヘンリーの伝えたかった事がもうすこし分かるかも

  • 小5の時に読んで感動した

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

1862年、ノースキャロライナ州に生まれる。20歳のときにテキサス州のオースティンに移り、銀行に勤めるが、まもなく横領の容疑がかかり退職。後に起訴されると、中米のホンジュラスに逃亡。妻が病気に倒れたと聞いて戻り、服役する。模範囚として過ごし、小説を書きはじめる。ニューヨークにやってきたのは1902年。翌年から短編作家として人気を博す。1910年没。 

「2022年 『O・ヘンリー ニューヨーク小説集 街の夢』 で使われていた紹介文から引用しています。」

O・ヘンリーの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×