封印歌謡大全

著者 :
  • 三才ブックス
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本棚登録 : 35
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784861990663

作品紹介・あらすじ

封印された"全158曲"から知る音楽史のタブー。

感想・レビュー・書評

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  • 広く浅くって感じの一冊。でもインタビューは読みごたえがあって結構良かった。表紙が一番怖い。

  • 「空気」に押されて封印された曲も多い。
    昨今の「不祥事」でミュージシャンの曲まとめて配信停止されることもある。
    裏話として面白い。

  • 下の森本と同時に三月書房で購入。棚には二冊が隣り合って置かれていた。両方とも気になっていたので「さすが三月書房」の感も新た。
    つボイノリオのCDが欲しくなる。

  • さまざまな理由で発禁を食らった歌謡曲を紹介したもの。
    こういう本は何冊か読んでいるけど、2000年代の曲まで網羅してあるのは初めて見ました。1920年から2007年までの発禁ソングの歴史をかるーく振り返ることができます。同じタイトルのラジオ音源が動画サイトに投稿されていたのを見て、この本の存在を知りました。
    たくさんの発禁ソングが掲載されているのですが、大量にリリースされる歌の歌詞を(曲を聞いて、ではなくあくまで歌詞だけで判断するそうです)全部チェックしてるのも大変だなぁと思いました。
    2012年の紅白で「ヨイトマケの唄」が歌われたそうで。やりすぎな規制にひっかかって封印されてしまった曲が再び脚光を浴びるようになるのはいいことだなぁと思います。しかし三上寛の「おど」は怖すぎてアカン……
    あと、表紙の写真がループしてるのがなんかじわじわと怖い。

  • 放送禁止用語、差別用語を歌詞に使用したゆえに、一瞬で姿を消した曲や日の目をみなかった曲、歌手の死亡などで歌われることのなかった曲などてんこもり。1920〜2007くらいまで。かなり露骨な性描写や一目瞭然な反戦歌など、「なぜ放送禁止になったのか」の歌詞を抜粋し、筆者が時に私情を交えて考察する内容です。大半が生まれる前の曲なのでかなり興味深かった。んがミスチルの「名もなき詩」がややそれだったとは初めて知った。リアルタイムだったのに。にしても、かなり面白く読めました。

  • あくまで著者が封印されたと感じた歌を集めた“大全”。だから内容はけっこう偏ってる。ただやっぱり基本はヒステリックな言葉“狩り”への怒り。レコ倫は歌詞だけ読んで判断するっていうのは、ホント問題だと思う。

  • 所謂マニアじゃなくても(その曲を知らなくても)楽しめると思う。あまりディープに掘り下げているわけではないから、雑学として気軽に手にするには最適なんじゃないかな。

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