産業遺産の記録 (三才ムック VOL. 560)

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著者 : J-heritage
制作 : 前畑 洋平  黒沢 永紀  ワンダーJAPAN編集部 
  • 三才ブックス (2012年10月19日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (112ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784861995385

産業遺産の記録 (三才ムック VOL. 560)の感想・レビュー・書評

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  • 普段では見ることのできない施設や建造物の見学を精力的に実現するJ-heritage編集による、国内の様々な産業遺産の記録集。

  • 明治維新からわずか150年足らずという短い間に、日本は、近代化、いくたびかの戦争、不況と好況をくり返しつつ、ものすごい数のスクラップ&ビルドを経験。2006年には大阪市営下寺住宅(通称“軍艦アパート"・1930年竣工)解体、2007年旧長崎刑務所解体、2012年川南造船所跡解体、三井三池炭鉱有明鉱跡解体と、日本の近代化や経済成長とも関わりの深い建物・施設が次々と姿を消していくことになっています。 経済優先で、あるいは景観や地域の安全性に配慮して古い建物がガンガン取り壊されてしまう一方で、こうした建物が日本の近代化や経済成長に貢献した貴重な現物史料として、あるいは見栄えのするロケ地・写真家やカメラ好きにとってのモチーフとして、その価値を再認識し、保存しようという動きがあります。 本書では、「保存決定」「観光資源として公開」「解体予定」などさまざまな運命にある約40の産業遺産を取り上げ、その魅力的な姿をあるがままに紹介するとともに、「本当に解体が必要なのか」「産業遺産として後世に残す意義はないのか」「地域活性化に使えないか」など問題を投げかけます。 …と書くと、とても堅苦しい本のようですが、そこにあるのは、映画に出てきそうな古びた機械だったり、複雑な姿の不思議な巨大工場、あるいは懐かしさあふれる校舎、見知らぬ文明の古代遺跡のような鉱山跡だったりと見ていてワクワクする光景の連続です。

    ・・・というわけで紹介文でほとんど語り尽くされているので、簡単に感想だけ。写真が満載で、しかもすべての写真に解説が付いていてわかりやすいと思います。その巨大さに圧倒されるものや、美しい建築様式に目を奪われるものなど多彩で読み応え十分でした。でもやっぱり実物をこの目で見たいなあと改めて思いました。

  • 資料ID:21204607
    請求記号:602.1||J

  • 三才ブックス「産業遺産の記録」刊行記念
    前畑温子さん、北夙川不可止さんトークショー
    ■開催日時:12月29日(土) 15時00分 ~
    ■場所:ジュンク堂 大阪本店3階喫茶コーナー
    ■定員:30名様
    ■入場料:500円(ワンドリンク付き)
    http://www.junkudo.co.jp/tenpo/shop-osaka.html#20121229_talk

    三才ブックスのPR
    「2006年大阪市営下寺住宅(通称“軍艦アパート”・1930年竣工)解体、
    2007年旧長崎刑務所解体、2012年川南造船所跡解体、つい最近も三井三池炭鉱有明鉱の立坑が解体され日本の近代化や経済成長に深く関連したり、多大な貢献のあった建物・施設が現在、次々と姿を消していっている。

    さまざまな理由から、最終的には解体の道を選んだのかもしれないが
    もっと産業遺産のことを知れば、地域活性化のために
    解体せずにまだまだ利用が可能だったものもあるのではないか。

    本書では、全国に散在する約40の産業遺産を取り上げているが、
    そこにあるのは、映画に出てきそうな古びた機械だったり、
    複雑な姿の不思議な巨大工場、あるいは懐かしさあふれる校舎、
    見知らぬ文明の古代遺跡のような鉱山跡だったりと
    ワクワクしそうなワンダーな光景の連続だったりする。

    産業遺産というものが歴史の重みをにじませながら
    素晴らしい雰囲気で存在していることをまずは知ってもらえたら。
    似たような雰囲気のものでは廃墟美というのもあるけれど、
    それに負けないぐらいの魅力を産業遺産の遺構物はもっている。」
    NPO法人 J-heritage
    http://j-heritage.jimdo.com/

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産業遺産の記録 (三才ムック VOL. 560)はこんな本です

産業遺産の記録 (三才ムック VOL. 560)のKindle版

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