ひとりでできるもん ~オトコのコのためのアナニー入門~

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  • Amazon.co.jp ・本 (101ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862016201

感想・レビュー・書評

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  • アナニー(アナルオナニー)入門書です。
    注意事項、コツ、各種道具の使い方、ショートコミックと、蛇足的おまけで相互アナニーの方法とか書かれています。
    内容的には入門書ということなので、こんなものではないかと思います。
    基本と最低限の事(衛生面など)のみ書かれています。
    興味を持った人が最初に読むぶんにはいいと思います。
    すでに実践してる人などは、物足りない内容だとは思いますが、元々対象外です。
    本の構成としては、横書きで左開きなのに、コミックが右開きで書かれているので、コミック部分が若干読みにくいです。
    コミックそのものが1ページ完結なら問題なかったのでしょうが、3~5ページあるので、意識して方向見ないとコマの読む順番間違えます。
    本としては、この構成部分がちょっとダメかなとおもいます。
    内容はそれなりに良かったし、面白かったので残念。

  • まず、正しい用途である「アナニーしようとしてる人」のことを考えると、なかなかいのではないかと思う。導入が、「アナニはいけないことじゃないんですよ」という先入観の是正から始まり、仕組みをちゃんと解説してくれます。手順とかも。さすがハウツーであります。じゅうぶんです。
    ここから本分、BL書き的に見た感想。
    普段BLとかで読んでたあの、「あんっ、苦しい痛い」→「あっ、ひああん!」ということの理屈、原理がよく理解できた。尻穴から直腸の構造、前立腺、精嚢の位置の詳細に書かれた図もあり、「ほうほう……」と納得の頷きをかますこと請け合い。
    また、「そもそもなんで尻穴気持ちいいの?」ってところから解説してくれるので、今日から「気持ちがいい」の理屈を理解してBLエロが書けそうな気がしてきた。あと、ドライにどうもっていくか、ところてんするにはどうしたらいいか、などいろんな角度から解説している。
    ディルドでドライ、エネでドライ、とか指でトコロテン、ディルドでトコトテン、など道具別に書かれているのもなかなか一興である。ほう、ネタにできそうだな、っていう話もそこかしこにあり。あと浣腸ハウツーもしてたりする。
    ちょっとキツいかな、と思うのは中の絵とか漫画が全面的にショタなこと。ショタ苦手だときついかもしれない。私は個人的にショタうーん……っていう、自ら好みはしないほうなので読めましたが、地雷、という人にはイラストの存在はきついかもしれん。
    しかし、BLエロを理解する資料としては、①なぜいいのか②どういう構造なのか③ドライとトコロテンについて など書かれていて通読するとなにかしら得られる、または解決することもあると思われる。私は今後の参考にじゅうぶんなったと思います。おもに、性感帯うんぬんの話において。
    あとそうそう、「過剰すぎる行為は危険である」と注意を促してたり、怪我したらどうする、というフォローまでしてあって親切だった。さすがにハウツー本、入門本である。そういった点含めて、一度読んでみたらいいかも。
    値段は1500円だけど、わかったらすっきりすることがたぶん、一つ二つはあると思うので、ものすごく高くはない、かな。私はものすごいアナニとかアナルセックスに詳しいわけじゃなかったのでだいぶお役立ちでした。ふつうにおもしろかったし感心したので、とくに否定することはなし。

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