ワンダーワード―柴崎友香漫画家対談・エッセイ集

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著者 : 柴崎友香
  • 小池書院 (2008年3月19日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (247ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862253071

ワンダーワード―柴崎友香漫画家対談・エッセイ集の感想・レビュー・書評

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  • 柴崎佑香氏と多数の漫画家の対談・エッセイ集。

    だが、漫画の多くの作品が未読な私としては、あまりのめり込めなかった。
    のめり込めたのは浅野いにお氏と荒木飛呂彦氏の話だけ。
    ここで読んでない作品を多く知る事が出来き、まだまだ未熟だと痛感。

    荒木氏の話には目から鱗が落ちる様な感じを受けた。
    特に格闘マンガに多いインフレ現象を、やめさせたかった等、あぁそうだよなぁ、と思う事が多かった。
    スタンドと言う概念のおかげでインフレにはならずに済んだと氏は言っていた。
    それもやはり氏が考えている概念の結果だと思う。

    読んでいて、漫画のちょっとした事に触れられたのは良い事だと思った。
    これからは漫画もちょっとずつだが、読む幅を増やして行こうと思う。

    新しく漫画を開拓していこうと思っている人にはこの本はうってつけだと思う。

  • いにおの絵に惹かれて購入。

    知ってる漫画家の対談はおもしろかったが、知らない漫画家はうーんだった。

  • ざっと読んだ。柴崎友香が上條淳士の漫画が大好きだということはわかりました。あとは特に……。途中から読み飛ばしました。座談会で“島耕作”のことが話題にあがり、各人の“島耕作”観が垣間見えて興味深かった。

  • 漫画読むのも役に立つんだなって思う。

  • 柴崎友香がインタビュアーを務めている対談集を読みながら、結局はインタビューを受ける側の人の方ではなくてインタビューをしている彼女の発言の方が気になっている自分に気付いて、あらあら、と思う。改めて柴崎友香を気に入っていることを思い知らされる。まあだからこそこの本を手に取っている訳ではあるけれども。

    くらもちふさこを除けばインタビューの相手となっている漫画家は誰一人として自分の中で認識できない。どんな絵を描くのかイメージも、もちろんできない。漫画はそれ程きちんと読んでいる訳ではないけれどやっぱり絵から入る方である。だからちょっともどかしい。その代表作の一コマが紹介されていればとも思うのだが、きっとそんな必要の無い位有名な人々なんだろうとも思う(例えばくらもちふさこの漫画が一コマすら紹介されていないっていうのは自分でもその必要性のなさがわかる)。

    それでも面白く対談を読めてしまうのは、インタビューされる漫画家たちに影響を与えたという世代の漫画を辛うじてイメージできるからかも知れない。その人たちが自分の中でその漫画をどう解釈しているのかを知るのは、単純に面白い。まあ、あるいは柴崎友香の発する疑問に余りにも柴崎友香色が濃くのっているのが嬉しくて面白いと勘違いしてしまうだけなのかも知れないけれど。

    対談のおまけのようなものも充実している(そこがまた少女漫画雑誌のようであるけれど)。例えばタバゾー氏とのコラボレーションは「いつか、僕らの途中で」で既にお馴染みではあったけれど、「いつか」がエッセイ風であったのに対して、柴崎友香が漫画を描いてみたいという思いだったというこの収録作は、圧倒的に物語風である。そして漫画的であるところが実は新鮮。柴崎友香の小説を「動かしたら」(と言っても漫画だから映画のように本当に動く訳ではないけれど、かといって「きょうのできごと」のように行定作品になってしまうとそれはそれで柴崎友香から少し断絶し独立した作品という印象になるので映像にすることで柴崎友香の小説が動いたというような気には余りならないのだ)こうなるんだろうなあ、という作品である。しかも発表された時の媒体が特殊だったのでお目に掛かることはないのかなと覚悟していただけに単純に嬉しさ倍増。

    でもこの本の中で一番嬉しくなったのは「りぼん」をめぐるガールズトーク(若干、男子一名を含む)の章である。自分がりぼんを読んでいた最大の理由は清原なつのを読みたかったからなのだが、当然ガールズの語る漫画もイメージくらいはできる(本当は一世代違う筈なんだけど、彼女らが小学生で読んでいた時に高校生で読んでいたのでシンクロする部分も結構あり)。但し彼女らが熱くなるポイントは自分の熱くなるポイントとずれていたんだなあ(清原なつののコアなファンには男子が多いとも言うし)、と読んでいる内に気付いて、少しさみしくなる。ああ、どうやら彼女らは清原なつのについては語らずに終わるんだなあ、と思ったせつな、最後の最後で柴崎友香が、でも今になって気になるのは清原なつの、という発言があり、そう!そうでしょう、やっぱり!と何がそうなのか全く意味の通じない一人相槌を激しく打つことになる。

    やっぱりね、柴崎さん、あなたなら清原さんを好きになると思っていましたよ、って好きだとは言っていないんだけれども、どうしてもそう伝えたい気持ちになった。ヘンな読みですね、まったく。

  • 荒木飛呂彦との対談のみ立ち読んだ。
    すでにしつくされた質問や、見慣れた内容だった。
    だからあまり目新しい部分はない。

    対談では聞き手の個性は消えてしまっていいのだろうか。むしろその方がいいのか。
    俺にはわからないけど、この本の中では、柴崎友香という作家はいったいどういう意味をなしているの。
    他の対談読んでないからあれだけど。

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