- Amazon.co.jp ・マンガ (237ページ)
- / ISBN・EAN: 9784862253743
感想・レビュー・書評
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日本史に取材した短編集。
一見して「コレは同性愛モノだな…」と顔をしかめたが、相手と愛し合うようになった理由、その愛の深さがまざまざと描かれており、同性愛嫌いだった私の態度を軟化させた。
オススメの収録作は『女敵討ち』。脚本家志望の男と美貌の若侍との交流に胸打たれた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
BLの歴史物って無いかな・・・と探してこれにたどり着きました。大竹先生、初読みです。
うわぁ!これは、芸術書みたいで、雅でしたよー!(とくに1作目)
すごいと思いました。良かったです。
言葉遣いはちょっと小難しいくらい。だがそれがいい!!!
絵もところどころ、歌舞伎みたいで雅~!
本格的な歴史モノの雰囲気だったので、こういう雰囲気の作品のHシーンを読むのに慣れていないためか、Hシーンが”いけないものをチラ見”する感覚で、それがまた良かった♪
短編集で、1作目は攻めがイケメンではないのですが、それが普通のBLっぽくなくてリアリティさを出していて、良いと思いました!
担当さんには、「イケメン書いて、ビジュアル系書いて」などと言われていたようですが、必ずしもそうじゃなくてもいいんじゃない!?と思いました。
新しい作品になってくると、歌舞伎っぽい絵は、ちょっと落ち着いてくるのですね。最初のほうよりはシンプルな絵柄になってきていました。(ちょっと寂しいかな?)
歴史物&BLが好きな方には是非読んでみてほしい作品です!
BLだけでなく、普通に男×女のお話も入っています。アレルギー起こす方はご注意くださいw (私はBL、NLが混合してるの大好き~~~~~) -
表紙を見ればわかると思いますが、すごく絵がきれいです。
美形を美形と描ける数少ない人の1人だとも思います。
お話も堅実で、冒険的なストーリーが好きな方は物足りないかもしれませんが、私は好きです。
最後の4コマが面白かった!