- Amazon.co.jp ・本 (311ページ)
- / ISBN・EAN: 9784862280039
感想・レビュー・書評
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宝塚歌劇花組公演『うたかたの恋』の予習用に購入。原作は絶版になっており、読めず残念…
ハプスブルク家、エリザベート関連の本との重複が多く、ルドルフとマリーを主役にと書いてあるものの、実際はそうでもない。
後半にはルドルフが死んだ後、皇位を継承したフランツ・フェルディナントのエピソードも多い。
〝真実〟とあるが、小説はノンフィクションではないし、読み解いてみたところで陰謀説でもなければ他殺でもなく、心中には違いなかったわけで。
意地悪なタイトルだなぁ、と思った…詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ウィーンの森に行くので予備知識としての読みです。
うたかた「泡沫」と書き、はかなく消えてしまった、皇太子ルードルフと少女マリーの恋を指すのでしょうか!? -
事件前後の行動が詳細に書かれている点は良いと思う。前フリもなく事件が起こったところから話が始まり、どのように処理がされたか、事務的な部分も含めて興味深い。■反面、心中に至ったルドルフの心境についての掘り下げが浅く、ルドルフがどのような環境の中で成長し、性格的にどのような特徴があったのかはあまり書かれていない。■ルドルフ心中以降のハプスブルグ王朝の滅亡まで話が多数の頁を占めており、ルドルフとは直接的に関係のない経過をたどるくらいなら、心中以前のルドルフの少年時代などに頁を割いてほしかった。
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世界史で、さらっと。
エリザベート気になって、さらっと。
しかやってなかったけど、
でももんのすごい大事件だったんだなぁ。
事実は小説より奇なり。
ハプスブルグは面白い。
ミッツィ・カスパールは絶対もっと重要な人物な筈なのに、割愛されすぎだったので残念。
本としては、ちょっと後半わけわからなくなってるというかまとまってない気がしたけど
知的好奇心は満足させられました。
初めて課題以外でドイツ語学科らしい本読んだ。笑