万葉集百歌

  • 青灯社
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  • Amazon.co.jp ・本 (260ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862280220

作品紹介・あらすじ

[万葉集の新しい入門書誕生]
万葉集から百の名歌を選びなおし、最新の研究成果をふまえて新たに読み解き、鑑賞する。
万葉集は、「庶民の素朴な生活感情を素直に表現した歌集」ではないとして、まず、文学の発生や起源とのつながりで考える。また一方、当時の中国文学の影響による高度な表現の達成にも注目していく。
古代の人びとの考え方、感じ方にもとづいた読みをリードしてきた古橋氏と、歌の批評、鑑賞で定評のある森氏の絶妙のコンビで誕生する新しい万葉集案内。

感想・レビュー・書評

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  • 良書:) 古橋氏と森氏の解説によって、知識がなくても読みやすい内容になっている。9章(からかい)は斬新で、面白い。旅の章もなかなか。大伴旅人の歌は軽快で、親しみが持てると思った。面白い。

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著者プロフィール

1943年東京生まれ。東京大学大学院博士課程修了。博士(文学)。武蔵大学名誉教授。著書に『古代和歌の発生』(東京大学出版会、1988年)、『神話・物語の文芸史』(ぺりかん社、1992年)、『古代都市の文芸生活』(大修館書店、1994年)『和文学の成立 奈良平安初期文学史論』(若草書房、1998年)、『平安京の都市生活と郊外』(歴史文化ライブラリー、吉川弘文館、1998年)、『物語文学の誕生 万葉集からの文学史』(角川叢書、2000年)、『誤読された万葉集』(新潮新書、2004年)、『日本文学の流れ』(岩波書店、2010年)ほか。

「2015年 『文学はなぜ必要か』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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