残したい日本語

  • 青灯社
2.00
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本棚登録 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (198ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862280497

作品紹介・あらすじ

本書では、未来に残したい日本語90語ほどを拾って、その語の背景にある生活や文化について考えてみた。
本書に拾ったことばには、よく見つめると独特の美しさや力が認められる。それらはきっと、今日のわれわれの
生活感覚や言語感覚を問い直すことにも繋がって行くだろう。
本書は、失われて行くことばを惜しむものではなく、日本語の歴史と生命力に注目するものである。
著者の二人の関心は、ことばと、それを用いる人々の生活や心、文化や美意識との関係にある。(「はじめに」より)
【ゆかり】
何となく懐かしい響きを持ったことばだ。血縁的繋がりのことを言う。似たことばに「縁」があるけれど、それは血縁に限らない。意味の幅が「ゆかり」より広い。
(中略)その人への懐かしさや思慕がこもり、またゆかりに繋がる人を優しく受け入れてやる心がこもる。(本文より)

感想・レビュー・書評

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  • 英語、英語言いますけど、必要なのは「道具」としての英語
    英語に集中するあまり、日本語が疎かにしたくはないですな~。
    と改めて思った
    日本人にとって日本語は心

  • だいたい面白いんだけど、古橋さんの文章がちょっとどうにも好きになれないところがあって、途中で嫌になるときがあった。

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著者プロフィール

1940年東京生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。博士(文学)。フェリス女学院大学名誉教授。『古代和歌の成立』(勉誠社、1993年)。『恋と禁忌の古代文芸史』(若草書房、2002年)

「2015年 『古代歌謡とはなにか 読むための方法論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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