東京人生SINCE1962

著者 :
  • バジリコ
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本棚登録 : 166
感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862380333

感想・レビュー・書評

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  • 佐々木文庫より。これまでのオムニバス的な。とっても良かった。あー、これ、見たことあるなぁ、てものも結構あるんだけど、俯瞰してアラーキーを見るという意味ではとても良かった。やっぱり、東京はいいなぁ、と思う。アラーキーの熱っぽさ、が好きだ。(11/9/25)

  • 他人の人生、自分の人生の一瞬を垣間見た気がしてドキっとする。買う。

  • 泣くから偶にしか読まない

  • 1962年から現在までの荒木経惟の東京写真集。
    荒木経惟のスナップ写真はとても面白い。東京の何気ない風景・人間・モノを撮り続けていたら、東京の風俗史になってしまいましたという感じの本です。とにかく写真の中に出てくる人やモノの表情が生き生きとしている。過去を振り返って「そう言えば、そういう時代だったな」と思い返すことも多いです。
    テレビで荒木の特集を見たことがあります。路地裏を歩いて面白いと思ったらすかさず写真を撮る。カメラの性能とか構図とかそういう細かい事は抜きにして、ひたすらシャッターチャンスだけに気を配っている撮り方は、とても参考になります。特に人を撮るのがとても上手くて、自然な感じでチャンスを確実に捉えるのが彼の持ち味だと思います。この写真集はそういうエッセンスが凝縮されている。

  • いいなぁ、アラーキーの写真から伝わってくる情景。
    って、最近思うようになった。人との出逢いは偶然の連続だ。

  • 人を撮る写真家は、赤の他人との心の距離を一瞬で縮める力を持っている。それが彼のすごさ。

  • これは彼のアーカイブ的なもの。
    人生と写真が一体になってる。
    ずっと街や女性やこの国と会話してる。
    マグロのように、撮らなきゃ死ぬような気がする。
    天才だわ。

  • 東京という言葉は、やっぱり好き。
    人とつながりやすくて、離れやすい。
    たくさんの人や建物が集まって、たくさん動いて、写ってるはずなのに、
    少しひんやりとした雰囲気が残る。心地よさでした。

  • あの日。あの時。自分がいた場所の時間が蘇る。

  • アラーキーの写真集が欲しくて、これを選びました。

    写真は呼吸、東京は子宮。

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著者プロフィール

写真家。1940年5月25日、東京都台東区三ノ輪生まれ。1964年『さっちん』で第1回太陽賞を受賞。1971年『センチメンタルな旅』(私家版)を出版。「天才アラーキー」「写狂人」「写狂老人」などを名乗り『愛しのチロ』(平凡社)、『センチメンタルな旅・冬の旅』(新潮社)、『人妻エロス』(双葉社)、『往生写集』(平凡社)、『顔』(KADOKAWA)など、現在までに500冊近い著書を刊行。

「2015年 『楽園は、モノクローム。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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