- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784862381484
感想・レビュー・書評
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<図書館で借りた>
ずんとくる言葉はいくつかあった。
たとえば「仕事」と「労働」の違い。
心の奥底で放っておけない、「気持ちがザワザワする」感じのことがあれば、それに向き合うことが「(自分の)仕事」になりうる、という指摘。
給料以外に(場合によっては給料も)満足できない可能性の高い「労働」を選ぶということは、自分の「欲求」に正直なのではなく、(他者に煽られた)「欲望」に駆られているという指摘。
ただ、多くの人が疑問に思うのは、
その「ザワザワ」するものに、どうやったら出会えるのか、
ということではないだろうか?
・・・ということに答えていたのが、山本繁「やりたいことがないヤツは社会起業家になれ」だったと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2回目。
やっぱり興味深い話がいっぱいのってる -
より<自分>になる仕事。
働くことを通じて、自分のいいところが存分に発揮できる場に身をおくことが、一番理にかなっているし、自然で気持ちがいい。仕事は媒体に過ぎない。本当にそう思う。
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わたしたちは美容師になりたいわけでも野球選手になりたいわけでもなく、<自分>になりたい。より<自分>になる仕事をさがしている。働くことを通じて「これが私です」と示せるような、そんな媒体になる仕事を求めているんじゃないか。なにがしたいということより、それを通じてどんな自分でいたいとか、どう在りたいということの方が、本人の願いの中心に近いんじゃないかと思う。
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焦りや疼きや動揺が生じた時、目に映ったいったい「なに」に自分は反応しているのか。小さな変化の足元を掘り下げてゆくと、そこにそれぞれの仕事の鉱脈があるんじゃないかと思う。 -
書いてあることには、うなづける。
本当に長い手紙のよう。 -
自らに由って生きるとは、他の誰のせいにもできないし、言い訳もできない。自分を裏切らずに、誠意をもって生きる。この先どうなるかわからなくても、成り行きや流れにも信頼をもつ。やりたいこと、できること、やるべきことをする。
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本のレイアウトやデザイン、文章など、クリエーターが書いてるとわかる内容。それほど心動かされるものは無かったけれども、働く意義についての視点はユニークだと思った。
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表現したいことがある人の周りには、必ず小さなマーケットがある。
ビル アトキンソン
Apple技術者 -
働く事に疲れた時に読み返したい。
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2010/05/18購入。まだ手をつけてはおらず・・・。続編とのことで楽しみ。