六〇歳から始める小さな仕事

著者 :
  • バジリコ
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862381767

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  • 【2nd】60歳から始める小さな仕事 / 瀬川正仁/ 20230817 /30/1005/<278/174239>

    ◆きっかけ
    ・どこかの本の紹介。

    ◆感想
    ・豊富な事例集。とても参考になる。
    ・共通して言えることは、
    ー収入はあまりないが、それよりもやりがい、楽しさがある。
    ーやっている仕事はいたってシンプル
    ーあれこれしがらみがない。意思決定はすべて自分でやっているので納得感はありそう。
    ーリタイア前は大手企業勤務の人が多く、金銭的バックグラウンドはそれなりにあるから故にできている。ガツガツしなくてすんでいる。
    ー収入は見込めないが、個人の顔が見える、感謝の言葉をもらえている、それが生きがい、やりがいになっている。それがいい。
    ー現役時代の経験(営業とか)をそれなりにいかせている。
    ーきっかけは様々、小さいころからの夢、趣味の延長、リタイア前にいろいろ考えて、偶然であった等々。とにかく、それにであうために、肉体的精神的時間的余裕を持ち、アンテナを高く張り巡らせておくことが大切。
    ーとにかく動いている、気力があるうちにいろいろ試行錯誤した結果として、成功ストーリーとなっている。これは重要。


    ◆引用
    ・定年後は本物の仕事に出会うチャンス
    ・多くの人は生活第一に就職を決め、自分の望む仕事ではないとわかったとも、自分自身の方を仕事に合わせ、必死で働き続けなければならなかった。そんあひとにとって、第二の仕事はできれば自分にフィットしたやりがいのある仕事であってほしいと思うだろう。
    ・リーダーは自己主張するのでhなあく、まったく違う分野の専門家同士を上手に結びつける、架け橋のような存在にならないけれなならない。
    ・ストレスをためこめば、歳を取ってから、必ずしっぺ返しが来る。
    ・第二の仕事の多くは、楽しむことを中心とした、もっと自由度の高い心から生まれている。そこには様々なしがらみをそぎ落としたあとに残る仕事と人間の本質的な関わり合いが垣間見られた。
    ・楽しみながら仕事をしている高齢者を見習い、仕事を通じて、夢と希望を自家発電してほしい。

  • 金を稼ぐのは大変だ

  • 六十歳から始めた仕事は、元々の夢だものもあれば、偶然の産物に見えるものもあり興味深かった。会社員時代の営業経験が生きた話も多かった。決断をするきっかけとなる事件が必ずあったりするのも面白い。

  • キャリアコンサルタント

    介護タクシー
    タクシー運転手

  • 高度経済成長があって年金ありの世代の老後の仕事の話。今の我々だと年金なしの希望なしで動くんだからどうなるか。

  • 毒にも薬にもならない、個性のかけらもない、チラシみたいなパンフみたいないわゆる「ライター文体」を学ぶにはいいのではないか。終わり近くのデジカメ写真の統一規格の話は2011年刊と思えないほどズレている気がする。

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著者プロフィール

ノンフィクションライター・映像ジャーナリスト。1978年早稲田大学卒。80年代より映像作家として、アジア文化、マイノリティ、教育問題などを中心にドキュメンタリーや報道番組を手がける。
著書に『ヌサトゥンガラ島々紀行』『ビルマとミャンマーのあいだ』(凱風社)、『老いて男はアジアをめざす』『若者たち―夜間定時制高校から視えるニッポン』『六〇歳から始める小さな仕事』(バジリコ)などがある。

「2012年 『アジアの辺境に学ぶ幸福の質』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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