- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784862461537
作品紹介・あらすじ
アーティストのためのアーティストによる、色彩と光の理論
作画に直結した解説と具体的な事例を示す豊富なイラストを掲載。アート、映画、ゲームをはじめ、さまざまな分野のアーティストに広く読まれています。
アメリカを代表する現代イラストレーターの一人であり、博識で知られるジェームス・ガーニーが、自身のアート制作の経験と知識を分かりやすく語る「A Guide for the Realist Painter:リアリズム絵画の手引き」シリーズ VOLUME 2
アートの基本は、光そして色彩にあります。鮮やかで、時間がたっても色あせない顔料を求めて世界中を探検した時代にはじまり、デジタルツールでアート作品を作れる現在に至っても、色彩と光をどう操るかはアーティストにとって最も興味のあるトピックでしょう。
光の性質、色の特徴を知ると、目に映ったものを視覚化するための方法が違った側面から見えてきます。光の描き方、色の歴史と性質、巨匠たちの色使い、人間の視覚などの理論からはじまり、さまざまな効果をもたらす配色方法(カラースキーム)、光と色の相互作用などの具体例が豊富に解説されています。
見開き2ページに1つのトピックがまとめられた、色彩と光についての読みやすい解説書です。さらに、光と色を巧みに使った巨匠の作品解説、ゲーテとニュートンをはじめ光の科学的側面からの考察、顔料の歴史など、読み物としても楽しめる内容です。
推薦の言葉:
アートスクールの学生だった頃にこの本に出会いたかった!
-ディラン・コール(Dylan Cole)、『アバター』コンセプトアートディレクター
ずっと探し求めてきた本、今まで決して出会うことのできなかった本がこれだ
-マーク・トケット(Mark Tocchet)、フィラデルフィア芸術大学イラストレーション学科教授
これまでは、具象絵画を描くアーティストに向けて色彩と光を明快かつ徹底的に解説した書籍はありませんでした。本書の登場によって、その深刻な状況は一変しました。画題に正確かつ説得力のある表現を加えるためのさまざまな手法が解説された本書は、手描きのアーティストにも、デジタルアーティストにも大いに役立ちます。
-ネイサン・ファウクス(Nathan Fowkes)、DreamWorksコンセプトアーティスト、ロサンゼルスアカデミー・オブ・フィギュラティブ・アート講師
本書は、『Color and Light:A Guide for the Realist Painter 』(Andrews McMeel Publishing刊)の日本語版です。
感想・レビュー・書評
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美術系の人間は全員買った方がいい。
なんなら学校行くよりこれを読んだ方がコスパいいまである。
技法書じゃなく人類の叡智。
これの規則通りに色を置くと5倍は絵が上手くなる。
色を塗った事がある、背景も描く、描きたいという人にはおすすめ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
これ難しいので、色塗りに詰まったら読んでください。高くて変えない場合はパクリノ先生の本でいいです
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【動機】影への理解を深めたくて
自分で絵を描くときに意識できればと思って手に取ったが、なかなか専門性が高くて、読み進めるのに時間がかかった。本書の内容を理解するのに、読みながら試行錯誤して、ますます時間がかかるだろう。
いまはちゃんと読むのに時間がかかるので、ちょっと飛ばし読みしたのもあり、★4。 -
摂南大学図書館OPACへ⇒
https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB99401390 -
リアリズムのための色彩と光の描き方。読んだ後には景色が違って見えます。
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SSD
塗りの概要となる本。
種別ごとに大分類され、あとは大事な視点ごとに説明が1ページ毎にある。モデル資料付きで理解しやすい。
内容は広く薄く。体系的というより、あくまで概要用途として使った方がよい。他の本と合わせで使うと理解が格段に深まる。
自分は色に関しては色彩検定2級の本、視覚に関しては科学的観点の本、質感に関しては探してる途中、光に関しては映像系の本とPixiv、道具に関してはパステル技法書で補った。
大気とプレミックスは新しい視点で特にありがたい。 -
読み物。塗りに対する知識を深めたくて購入
文章より絵がデカい。1枚絵で1~2ページ使っている
光源の種類(直射日光、蛍光灯、生物光など)について書いてあった
▲光の描き方ではなく光源の種類の説明 -
ガマットを知って、目から鱗だった
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為になるイラストの参考書。