萌えるクラシック (新書y 157)

著者 :
  • 洋泉社
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (217ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862480538

感想・レビュー・書評

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  • クラシック音楽評論家の鈴木淳史氏が独自の視点でクラシック音楽を解説したもの。色々な切り口で音楽を紹介している著者だが、本書の視点は「萌え」。とかく敷居が高くなりがちで近寄りがたい印象のクラシック音楽を「萌え」という現代日本の視点で見てみるとどうなるか。そして、ここで紹介される音楽は一癖も二癖もありました。実際に音楽を聴きたくなる本です。

  • こぼれ落ちる涙が美しいのは、それをこらえていたことを知っているからである。最初からボロボロ泣かれたら、掛ける言葉も「はいはい、泣くのやめまちょうね〜」と赤ちゃん口調にならざるをえない。ついでに、ガラガラを振りながら子守歌でも歌ってあげかねない。<br><br>鈴木さんやっぱりいいこと言うよね。

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著者プロフィール

1970年、山形県生まれ。音楽評論家。著書に『不思議な国のクラシック』(青弓社)、『クラシック音楽異端審問』(アルファベータ)、『背徳のクラシック・ガイド』『愛と妄想のクラシック』(ともに洋泉社)、編著に『クラシック野獣主義』、共編著に『クラシック・スナイパー』シリーズ、『クラシック反入門』(いずれも青弓社)、共著に『村上春樹を音楽で読み解く』(日本文芸社)ほか。

「2017年 『クラシックは斜めに聴け!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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