イタリア病の教訓 (新書y)

  • 12人登録
  • 3.43評価
    • (2)
    • (1)
    • (2)
    • (2)
    • (0)
  • 3レビュー
著者 : 松本千城
  • 洋泉社 (2007年7月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862481757

イタリア病の教訓 (新書y)の感想・レビュー・書評

  • イタリアは、ローマ帝国の反省から、経済的、政治的発展に興味がないと言える。
    大きくなれば、それだけ腐敗が始まり、手がつけられなくなる。

    現在でも、カトリック教会、音楽、芸術、サッカーなど、世界に通用するものがいくつもある。
    日本は、世界に通用するものが、いくつあるのだろう。
    日本は、歴史から何を学んだのだろう。

    イタリア病という前に、イタリアの反省について、「ヘタリア」を見ながら思いをイタリアに向けてみてはどうだろう。

    著者の主張の別の面が見えてくるかもしれない。

  • [ 内容 ]
    主要先進国のなかで国債に最高格付けがついていないのはイタリアと日本だけということをご存じだろうか?
    しかも、日本の格付けはイタリアよりも低い。
    それは金融市場からイタリアよりも「危ない」と見られているからだ!
    「停滞の10年」を経験し、若者の雇用が不安定化した両国は、慢性的な財政赤字、上がらない労働生産性、打破できない既得権益などの問題を抱えたうえに、先進国のなかでは最も早く人口減少社会に突入する!
    日本はもうイタリアを「落ちこぼれ」扱いすることはできない。

    [ 目次 ]
    第1章 対岸の火事ではないイタリアの「停滞の一〇年」(「美しい国」の苦悩 取り残されるイタリア ほか)
    第2章 イタリアの「停滞の一〇年」はなぜ生まれたか(先進国最下位の生産性上昇率 中国の台頭とIT革命 ほか)
    第3章 金融市場が不安視する財政(消えたユーロ参加に伴うボーナス 「からくり」への依存体質 ほか)
    第4章 「二〇〇六年体制」はイタリア病を治癒できるか(「停滞の一〇年」からの脱出をめざす「二〇〇六年体制」 ノーベル経済学者たちの処方箋 ほか)
    第5章 イタリア病に学べ(この世で生き残るのは変化に対応できる生き物 「人口オーナス」時代だからこそノーという技術が必要 ほか)

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • イタリアの問題点を、数字や新聞の引用等データを用いて説明しているところに説得力がある。

全3件中 1 - 3件を表示

イタリア病の教訓 (新書y)を本棚に「読みたい」で登録しているひと

イタリア病の教訓 (新書y)を本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

イタリア病の教訓 (新書y)はこんな本です

ツイートする