沖縄幻想 (新書y 219)

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著者 : 奥野修司
  • 洋泉社 (2009年7月4日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862482945

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沖縄幻想 (新書y 219)の感想・レビュー・書評

  • 沖縄に多大な親睦を抱く、沖縄県人以外から見た沖縄の問題点。ことは沖縄に限ってはいるが、箱モノ依存、バブル、都市へのあこがれ、地域社会の衰退など、日本が抱える構造的な問題を指し示しているように思う。この本を読んで自分の住んでいる地域を見返してみると、何とも心が痛む思いである。タイトルの「沖縄幻想」というのは言い得て妙。

  • [ 内容 ]
    三〇年以上、通い続けてきたからこそ見えてきた。
    『ナツコ 沖縄密貿易の女王』で大宅賞を受賞した著者が、愛情をもって憂う沖縄の未来。
    移住ブームと土地バブルの崩壊、無秩序な乱開発による自然破壊、癒しの島・長寿社会への幻想、カジノ誘致構想の愚、基幹産業の不在、莫大な補助金の非効率な使途―。
    沖縄はこのまま東京を小さくしたような何の変哲もない島になってしまうのか。

    [ 目次 ]
    第1章 沖縄の自然を食い荒らす者たち(目の前が海で坪一五万なら安いか;今回は三度目のバブル崩壊 ほか)
    第2章 観光政策、ただいま迷走中(観光客一〇〇〇万人構想に欠けている準備;水不足はダム建設では解決しない ほか)
    第3章 補助金は沖縄に何をもたらしたか(補助金漬けの島;もらった補助金でなぜ新たな産業を興せなかったのか ほか)
    第4章 健康の島、長寿の島幻想(沖縄=長寿県のイメージはいかにして定着したか;「クスイムン」という思想 ほか)
    第5章 沖縄人気質(沖縄人の結束力を支えた門中制度;貧しさがユイマールを生んだ ほか)

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 面白かった。新都心の考えや、ホテルの形式など、沖縄独自というよりも、「東京」を目指している今の沖縄の感覚を表現していると思う。

  • 戦後から現代へと続く世間の流れを前にして「消えかけている価値あるもの」「もともと存在していない幻のようなもの」について語られています。あとがきに残された著者の言葉に、複雑な思いと切ない気持ちを覚える一冊。

  • 現代の沖縄の問題点を的確に突く沖縄論。沖縄は癒しの島ではない!?

  • そうそう沖縄ってこんなに深刻なんです!!
    ってのが分かり易く書かれていた。
    でも筆者の夢(提案。。?)は、分かるけど。。。ちょっと夢見がちであんまり好きには慣れない。
    沖縄人以外の人に読んでもらいたいけど、読むかしら?

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沖縄幻想 (新書y 219)の作品紹介

三〇年以上、通い続けてきたからこそ見えてきた。『ナツコ 沖縄密貿易の女王』で大宅賞を受賞した著者が、愛情をもって憂う沖縄の未来。移住ブームと土地バブルの崩壊、無秩序な乱開発による自然破壊、癒しの島・長寿社会への幻想、カジノ誘致構想の愚、基幹産業の不在、莫大な補助金の非効率な使途-。沖縄はこのまま東京を小さくしたような何の変哲もない島になってしまうのか。

沖縄幻想 (新書y 219)はこんな本です

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