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- Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
- / ISBN・EAN: 9784862483003
感想・レビュー・書評
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自分を見つめるって厳しいことだ。
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『ゲド戦記』を翻訳した、児童文学者の清水眞砂子さんの自伝。幼年時代、中高校時代、大学時代の三部+現在に続くエピローグで、成長を一緒に辿っていく。
読み進めるうちに、私はいつの間にか自分自身を振り返っていた。時代や状況、そしてもちろんレベルは全く違えど、心のなかにしまっていた想いを重ね合わせた。勤勉な清水さんの姿を知り、自分が恥ずかしくもなった。
清水さんの青春が終わった27歳を過ぎたけれども、まだ私は青春が終わっていないよう…。いつ終わるかな。 -
有名な翻訳家の自伝。完璧な日本語で書かれている。
今の北朝鮮から家族で引き上げ貧しい農家で育つ。 -
自伝的な内容は読み飛ばしながら読了。
それぞれの家庭に、それぞれの問題・思いがあるものだなと思う。
人生に問いをかける段階から、自分が人生に応えていくように変化していった、それこそが青春の終わりなのだという内容には納得。
自分の青春時代を振り返っても、社会・他者に求めていたなあと。それが、自分はその中で何ができるか、ということを考えられるようになって、かなり生きやすくなった。
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