エコ・テロリズム―過激化する環境運動とアメリカの内なるテロ (新書y)

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著者 : 浜野喬士
  • 洋泉社 (2009年3月6日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862483034

エコ・テロリズム―過激化する環境運動とアメリカの内なるテロ (新書y)の感想・レビュー・書評

  • 過激な行動をとる環境団体は日本にも散在しているだろう。だが、アメリカと日本のそれの間には大きな隔たりがある。暴力があるか否かだ。
    アメリカの歴史から、エコ・テロリストたちの思惑を知ることができる。彼らを支持する著名人の多さも、アメリカの気質をしれば理解もしやすい。市民的不服従に基づくラディカル運動、テロリズムの複雑さを垣間見ることができる。

    ただ、他の方も指摘しているように少し文章が硬いかもしれない。油断していると置いて行かれる感はあるので、少し気合を入れる必要があるだろう。それでも倫理学を学ぶなら一読の価値があると思う。

  • グリーンピースやシーシェパード等、環境の為と言いながら過激な行動を取る団体。

  • 再読。
    環境保護運動や反捕鯨運動がアメリカにおいてラディカルになって来ているのは、アメリカの歴史に理由があると筆者は考えている。
    それは、奴隷解放、公民権、女性解放といった自由と権利の拡大にしばしば暴力性が伴い、また、法の遵守ではなく、踏み越えが決定的な役割を果たしたためで、過激なエコロジスト達の論理も自然や動物の権利を獲得するためには非合法的な行為を含もうとも問題にはならないと考えるからである。としている。
    このような観点から環境・動物保護運動の歴史、思想史を考察していく本。


    日本だとシー・シェパードの活動が問題になってます。すでにその過激な手法で批判をされていますが、その思想から見ても賛同は無理だと思いました。
    Shepherdは導き手という意味を含み、イエスを連想させる単語であり。彼らの行動を見るにつけ海の番人という単純なものではないと考えます。
    この度日本の調査捕鯨側から提訴されたのでちょっと再読。

  • 歴史の本?

    まぁ、確かに捕鯨反対派の生まれた理由が少し分かったかも。

    理屈じゃないんだよね。これじゃいつまでも平行線だわ。

  • [ 内容 ]
    「エコ・テロリズム」とは一体何なのか?
    過激な反捕鯨運動、動物実験関連企業や研究者への執拗な脅迫・襲撃、自然開発業者の関連施設への放火、バイオ関連企業への爆弾攻撃…。
    「環境保護」や「動物愛護」を理由とした暴力事件が近年続発し、欧米では大きな社会問題となっている。
    ラディカル環境・動物解放運動の歴史と思想的背景を読み解いていくと、戦争によって独立を勝ち取り、奴隷解放・公民権運動によって権利を勝ち取ってきた、「アメリカ」の真の姿が浮かび上がってくる。

    [ 目次 ]
    第1章 エコ・テロリズムとは何か(続発するエコ・テロリズム エコ・テロリズムとは何か)
    第2章 ラディカル環境運動と動物解放運動(グリーンピース シー・シェパード ほか)
    第3章 思想史的背景(直接行動主義的環境運動の源流 動物の権利 ほか)
    第4章 アメリカにおける反エコ・テロリズム(反エコ・テロリズムの源流 エコ・テロリズム関連立法)

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    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 環境運動に対する考え方、歴史、学ぶものは多かった。 動物に人格というか人権というかを認めるか? 自然はどうだ、その判例等、しらない世界に踏み込むのは楽しい。 

  • 2010/10/27 購入
    2010/11/06 読了

  • 「エコ・テロリズム」とは一体何なのか?過激な反捕鯨運動、動物実験関連企業や研究者への執拗な脅迫・襲撃、自然開発業者の関連施設への放火、バイオ関連企業への爆弾攻撃...。「環境保護」や「動物愛護」を理由とした暴力事件が近年続発し、欧米では大きな社会問題となっている。根拠なき科学の代表ではないだろうか。これらがもつ真の意味を語っている。

  • エコじゃなくてエゴになってしまっている人々

  • 読了:2010/01/30 図書館

  • 捕鯨船に対する「シーシェパード」の妨害をニュースで見て、読んでみた。
    捕鯨に対する賛否両論は置いておいても(日本の捕鯨は一部関係官庁を含めた既得権益の保護としか思えないが)、
    こういった集団の反体制的な活動は、欧米でも肯定的に捉えられているわけではない。

    筆者は、独立から奴隷解放・公民権運動という「アメリカ」流の力による権利獲得という思想の連綿とした流れ、
    というような分析をしているが、果たして?

    ただ、本としては考察から何から、どうにも程度が低く
    同じ文脈の繰り返しがやたらに多く、読み難い。

  • グリーンピースやシーシェパード等の歴史と思想背景を説いた本。

  • あまり見かけないテーマの本であるが、文章が攻撃的でかつ、一般の読者には理解しにくい。途中で読むのをやめた。

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エコ・テロリズム―過激化する環境運動とアメリカの内なるテロ (新書y)の作品紹介

「エコ・テロリズム」とは一体何なのか?過激な反捕鯨運動、動物実験関連企業や研究者への執拗な脅迫・襲撃、自然開発業者の関連施設への放火、バイオ関連企業への爆弾攻撃…。「環境保護」や「動物愛護」を理由とした暴力事件が近年続発し、欧米では大きな社会問題となっている。ラディカル環境・動物解放運動の歴史と思想的背景を読み解いていくと、戦争によって独立を勝ち取り、奴隷解放・公民権運動によって権利を勝ち取ってきた、「アメリカ」の真の姿が浮かび上がってくる。

エコ・テロリズム―過激化する環境運動とアメリカの内なるテロ (新書y)はこんな本です

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