日本の電機産業に未来はあるのか (洋泉社BIZ)

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著者 : 若林秀樹
  • 洋泉社 (2009年3月19日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (302ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862483874

日本の電機産業に未来はあるのか (洋泉社BIZ)の感想・レビュー・書評

  • 避けられない業界再編の見取り図公開

  • 地元の図書館で読む。正直、期待はずれでした。序論は、「低収益」、「低成長」、「低給料」になった電機業界の現状を指摘しています。何故、このような事態を招いたのでしょう。選択と集中が実現できなかった。これは違います。選択と集中は実行されました。にもかかわらずです。それが、この本を読んでもわかりません。総合電機は不振だが、部品は絶好調です。

  • ----------以下感想----------
    「本書は最古参のアナリストの20年間の集約でもある.」
    とあるように,過去から現在までの状況を紹介し,分析をおこなっているが,日本の電機産業への提言は行っていない.
    「アナリストのレポート」として読むには良いが,「電機業界の未来はどうなるのか?」という具体的なビジョンを期待してはいけない.

  • ・家電ではなく総合電機メイン.

  • 業界を20年以上見てきたトップアナリストが日本の大手総合電機、大手総合家電を過去から未来にかけて中長期で分析しています。
    まだ日本が「電子立国」などと言われていた90年代前半に電子工学科を卒業したクチで、大学時代の友人にはここに出てくる会社に勤めているのも多いので、この業界の行方はとても気になります。この本の中に出てくる電機業界の7つの「低」 - 成長率が低い、シェアが低い、株価が低い、給料が低い、学生の人気が低い、学生の学力が低い、- について、電子工学科が工学部の中で最も人気がない学科になっていると聞くと、少々暗澹たる気持ちになります。(東京大学の「進振り」で定員割れになっている、ということも書かれています)
    「90年頃までの累計では、総合電機は株式市場から最も多くの資金を集め、設備や研究に投資し、また多くの優秀な人材を集めたが、それにもかかわらずその結果が低い収益性や低い成長である。.... 総合電機というシステムを見た場合、驚くべき「ベストインプット」と「ワーストアウトプット」の「装置」となっているのである。」と言われると、本当にもったいないなあ、と思います。

    筆者は「累積EPS」を総合電機の長期の成績を見る指標として適当として分析していますが、10年の累積を見ると、これが日立、NEC、富士通は大きな赤字になっています。これは、ショックな結果です。

    個々の企業の分析や、多様な切り口からの数字を使った分析など、読み応えがあります。総合電機、総合家電の業界を勉強するにとてもよい本。この10年も色々な事業統合がありましたが、この後も色々と動きがあるんだろうと思わせます。今のところそれほど明るいとは言えないですが。

    また、参考として載せられた報知新聞の1901年1月に掲載された2000年ごろの技術の発展を予想した「二十世紀の預言」は、読む価値ありです。筆者もこれを見つけて、多くの人に紹介したかったんでしょうね。

  • PC市場、台数-5%, 価格-15%
    スマイルカーブ
    デジタル化とは二極化:値下げで投資資金獲得、ボーダレス化:異業種参入
    製品サイクル短縮化:3年くらいで買い替えてくれないとやってられない 日本人のもったいない精神、住宅と逆なのが面白い
    価格弾性値=需要変動率/価格変動率
    実用化までの4つの壁:科学、技術、経済、社会
    エルピーダ:ギリシャ語で希望
    日立とNEC、後に三菱電機
    シャープ:シャープペンシル早川氏、ブラウン管持ってなかった反動で液晶に力をいれる
    カシオ:樫尾4兄弟
    船井:海外市場とOEM製造
    ローム:RΩ
    キャノン:HPプリンタのOEM

    内容はよくまとまっていてよいが、誤植、変な日本語、浅い理解で(´・ω・`)

  • http://booklog.jp/users/hena7/archives/476126358X
    上記の本の約3年後に、違う作者によって書かれた本ではあるが、
    比較して読むことで環境変化を実感することが出来る。

    翻って現実をみてみると、
    それほどドラスティックな変化はおきていないけれど、
    確実に合従連衡・再編の流れは進んでいるのだろう。

    この業界に頑張ってもらわないと、僕はお給料もらえませんので。

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