新版 アメリカ横断TVガイド

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著者 : 町山智浩
  • 洋泉社 (2009年3月31日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (185ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862484116

新版 アメリカ横断TVガイドの感想・レビュー・書評

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  • 699.6

  • 978-4-86248-411-6 190p 2009・4・15 初版

  • TVブロス連載とのことで、いつものどうしても隠せない正義感やまじめさが最近では最も薄い。それゆえ最後のマイケル・ムーアがグッと来た。

  • 町山智浩氏がアメリカに暮らしながら書いているらしき文章とあって、生活感のあるアメリカのテレビ番組ガイドでした。面白いところも、飛ばしたくなるところもありで、もう一度読んでも楽しめそうな気がします。

  • アメリカ横断○○というフォーマット自体が歴史の彼方の忘却の沼に沈みつつあるのだなあとけっこうどうでもいいことを思いつつ、内容は大変面白かったです。
    ERやサバイバーが海の向こうのよく分からない面白そうな番組で、マイケル・ムーアがチョイ役で。だから、コロンバインの銃乱射事件も、ただのトレンチコート・マフィアで「学園生活には俺達みたいな人間は存在しないことになっている。だったら銃弾で世間に教えてやる!」といういじめられっ子の逆襲である。マイケル・ムーアは偉大だと思いつつも、これはこれでけっこう大事かなという気がする。
    もっとも、ERやサバイバーやマイケル・ムーアが海を渡ってこっちに来たのは、町山氏の功績がでかいような気もする。実証はないけどさ。
    でも、バカ丸出しのアメリカテレビ業界のレビューを読んで、個人的には、アメリカっていいなあ、って思った。

  • とんでもない番組が放送されているんですね。
    しかも、その一部は日本でも放送されていたことがあったとは。

  • 『「映画の見方」がわかる本』を読み終わったら、町山さんの他の本も読みたくなって、以前購入してたこの本を読み始めました。

    んが!思いの外おもしろかった…!
    彼が90年代後半(97年だっけ)アメリカに移住してから、ずっと見続けていたテレビ番組。
    …ホント、アメリカっぽさが如実に現れていて、放送局の成り立ちとかローカルケーブルTVの数の多さとか、知らない事を垣間みれて、読んで良かったです。
    それに、クリントン政権の好景気さも伺えれたしね。

  • アメリカはケーブルテレビの普及率が60%を超えるそうで、100チャンネル以上のテレビ局が日夜ニッチな番組を放映しているそうな。

    法廷の生中継、エスカレートするリアリティショー(軟禁状態や無人島での生活を24時間テレビに映す。もちろん着替えや恋愛も)、半分素人の映画評論番組など、なかなか興味深い。

    中でも、テレタビーズの紫色の奴をめぐってゲイ論争になってしまう話など、非常にアメリカっぽいなぁ〜と。幼児番組相手に考え過ぎだよ。

  • もともと面白かったんだけど、つまり小田扉なんかを思い起こせば理解しやすいが、たいへんメジャーに翻訳完了した作品が出ていわゆる「ブレイク」した後は、みんな読み方を覚えて旧作も面白く読めるようになるんだよな。
    自分は好きだけどあんまりみんなには好かれてない人のそういう、翻訳方法を見つけるのがミッションなんだ。つまり。
    ダーウィンがビーグル号で端正な連作ミステリなんかやってても、そういうの「が」好きな人にしか見つけてもらえない。野性時代っていう舞台で、「スタイリッシュ・スパイ・ミステリー」と名付けることでみんなが手にとり、その上で端正な謎解きミステリの面白さを発見してくれる(もちろん柳広司のこと)。
    そのさじ加減がむずかしいのだ……

    ああ、『アメリカ横断TVガイド』は、日本が多チャンネルでないころ、海外ドラマの新作を娯楽のローテーションに入れる前、にこそ意味があった歴史的な作品にはなってしまっていると思う。でも観点は生きているし、それが読みどころであることも『アメリカ人の半分は〜』で読者は知っている。だから意味がある。
    邦題では「バフィー」であるものが、カタカナで「バッフィ」になっていたりするのも(遺してあるんだから意図的なんだと思う)、アメリカの事物を日本に紹介するのだという強固なスタンスが感じられて面白かった。小さなところだけど。

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