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みんなの感想・レビュー・書評
グラビアアイドル⇒着エロ⇒AVとみせかけて(失礼…)、現アイドルライターの小明さんのブログ本。
自分で仕事を勝ち取っていくって本当に大変よね…と あまり思い出したくない自分の遠い過去の思い出とも勝手に重ね、共感。泣きました。生ぬるい環境で ただただ現状を愚痴ってるやつはこれ読んであかるんに謝れ!!!!と、ついつい説教したくなっちゃうほどにヘビー。生きるって、大変。
読後にすごい!と思っても、二度目に読むと、どこにそう思ったのかわからなくなることがある。特に負の感情面で共感したもの、それを表現する力強さに痺れたもの。そんな迷子を覚悟して再読したらなぜか初見以上にぐっときた。うっかり自分も成長したものだと錯覚するほどに。
こうして本も出して文才をほめられたりするのを見ても、なんだ結局勝ち組じゃん、と思わないのは、この先どう事態が好転しても、彼女の根本はこのままなんだろうなーというのが自虐の向こうに透けて見えるような気がするからだろうか…とかわかったようなわか、ないようなことを思った。
きっとまた読む。何度でも。
とことん売れないアイドル小明さんが昔からつけていた日記やブログ等を抜粋したもの。内容は文学の領域に達している。メンタリティは昭和初期の病弱系文豪に近い。
小明(あかり)という元グラドル、現アイドルライター(でいいのかな?)の日記。
売れないアイドルの悲壮感のようなものがにじみ出ていて、自虐のオンパレード。マイナスオーラで満ち溢れている。でもそれほど陰鬱な感じがしないというか清々しさすら感じる文章は不思議。ある意味ものすごい文才の持ち主かも。なるほど、ライター転進も才能を活かしたってワケか。
あと文字数はすっごい多いです。文字も小さめな上にページの印刷範囲が広くて端のマージン部分が少ない。なのでページ当たりの文字数がかなり多い。でも不思議と読むのが苦痛じゃなかった。文才だなぁ。
これブログ本なんです。その枠を軽く越えているんです。彼女に小説を書いて欲しいと思っているの、私だけではないはずよね?
「ご挨拶」という前書きまでで、おもしろいことを確信。
いとおしくなって、応援せずにはいられない気持ち。
・前川清の大好きな歌を探してダウンロードして着信に設定したんだけど、電話がかかってこない。
・お風呂に服を着たまま入って、頭まで全部ぬるま湯に浸かる。そうすれば毛穴が開いて自分の中の汚いものが涙と一緒に流れ出てくれるように思って、何時間も、ぬるま湯が水になってもずっと浸って泣いていた。
・レオナルドは着ているTシャツの左胸にでかでかと「AF」(アナルファックの略)と書いてあったから、もしかしたら頭がおかしいのかも。
(中略)
「レオナルドのTシャツにAFと書いてあったけど、なにあれ?変態?」と聞くと、しばしの沈黙のあと「あれはアバクロっていう有名なブランドのロゴで・・・・・・。素で聞いてるの?」と言われました。
世界はどうしてこんなに生きづらいのか・・・
転落、じゃないんです、それだとゆっくり転げ落ちていく感じ。
墜落、です、どさっと落ちちゃうかんじ。精神的に。
ここに書かれているだけでもつらいけれど、文章だけでは伝え切れない経験をもっとしてきたんだと思う。
自分の心の中の暗い部分をきちんと振り返れて、見つめることができて、何より他人の良さを認めて憧れることができる。すごいいいこだなーっ
(私はコンプレックスを見てみぬ振りで卑屈になって、他人の悪いところしか見られないから)
あかりちゃんだいすきです。同棲したい。
あとあかりちゃんのファンのひとも好き。ニコ生、だいすきです。もっとメール出そうぜ!>自分
きっちきちにページ構成してるところも、「自費出版の貧乏性」みたいに思えて、おかしくて愛しい。ページ数増えると、印刷代かかるもんね!!
ネガティブな内容が面白い。
女性目線からのリア充に対する怨嗟の叫びが素敵。
自分のダメっぷりを笑い話に出来る女性って少ないから、この本は貴重だと思う。
ちなみに彼女は中川翔子の売れない時代からの盟友。
いろんな人がいるなぁと本当に思うことがたまにあると思います。
もうどっからどう考えてもアイドルに向いてない気がするんですが、
実際はどうなんでしょう。
芸能界ってこわいところだなぁと一般に思うよりも、
この人大丈夫か?って思うのが本書となっておりまs
でもちゃんと読んでみると、かなり重なる部分や納得できる部分もあって、
本当に面白くて興味深い内容です。
アイドル本なのに本文中に写真がほとんどない文書だけというのもナイスですが、
小明さんの文章が読ませる文章であることがかなりすばらしいものとなっています。
読んだ人の98%くらいが小明ちゃん幸せになってね!と思うこと間違いなしでしょう。
サービス精神過剰に墜落していく小明。地味にノンエピソードに墜落していく私。次元も程度も違えど思わず重ねて奇声と笑いと涙が止まらないひとりぼっちの夜。
今いるアイドルの中でいっとう好きな方。
そしていっとうお会いしたい方。
読み進めて吹き出した箇所多数。
すげえ文才だ…
そして自分まで悔しくなったり悲しくなったりして泣いた箇所も多数。
どうしてこの人をこんなにも理不尽に傷つける人がいたのだろうと思う。
あかりんへ。古本屋には神に誓って売りません。

ネットでたまたまみつけた、小明ちゃん。





