- Amazon.co.jp ・本 (265ページ)
- / ISBN・EAN: 9784862485168
感想・レビュー・書評
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手蹟の善し悪しは目が利かないので正直ぱっとみの「好き嫌い」レベルでしかないが、伊達政宗の字は美しい。
特に、花押は若い頃から晩年に至るまで、どれも大好きなデザインだ。
無教養すぎて読み下し文を付けてもらえないと原文のままで味わうことはできないが、それでも一文ずつ、原文の写真と見比べながら読み進めていくと無性に感動する。
こんな父親かわいいな、こんな主だったら心酔するだろうな、こんな友人ならずっと付き合いたいな、どの立場から見ても人間的な魅力が圧倒的。
膨大な数の自筆手紙が現代までいろんな所に保管されていたということは、いろんな相手にとって「とっておきたい」と思われる手紙を書く人だったのだろう。
大事なことだと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
伊達政宗の「手紙」に焦点を当てた本。本文中には実物の写真も掲載されており、眺めながら読んでいくと雰囲気がより伝わると思います。
著者は長年伊達政宗の書状などを研究されている方です。
同じ著者の『素顔の伊達政宗』もお勧め。 -
赤裸々すぎる政宗様の手紙。読んでいくと2424が止まらない。お母さんとの手紙のやり取りを読んで、政宗様とお母さん、世間で言われる程、憎しみ合っていないんではと思った。お母さんとしては、「愛し方が分からなくなってしまった」のではないだろうか。伊達家の跡取りで嫡男が生まれたが、病気で目が不自由になる→自分を責める→伊達家内での自分の存在意義が分からなくなる→それが、政宗様への愛憎となる→愛し方が分からなくなる…なのかなぁ…と思いました。
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とにかく下手な小説を読むより何倍も面白かった。意外な一面を多く見れた。
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戦国武将の中でも人気の高い伊達政宗。
その理由がよく分かります。
こんな人が主君だったら、そりゃあ心酔してお仕えしますよ! -
第一篇就是「片小へ」....
政宗聽聞小十郎因為比自己更早得到子嗣,為了剛當上家督之位還不穩固的政宗而打算殺掉兒子以專心輔佐,所以急書阻止,並表明希望小十郎與他一起打拼,也會將小十郎的兒子當做自己的兒子看待。
從給家臣到給家人、難得交心的大名、甚或是為了近侍而寫信描述病情給醫生,這些信件中可窺知處女座B型的政宗對於週遭細節的注意與叮嚀,還有詩歌香酒等文化素養與日常生活。(也包含了寫給小性的信...)
說正常...還挺正常的內容(←不然是想看什麼),大部分的書信都有放上原信件的圖片,以及古文原文(部分節錄)。
不過我還是沒有看到那篇戰爭中叫人來玩的信......
希望也有一本其他人寫給政宗的信的書(尤其片小希望!)