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- Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
- / ISBN・EAN: 9784862485588
感想・レビュー・書評
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源氏鶏太が作り出した「サラリーマン映画」とそこで描かれる「誠実で実直な主人公が卑怯な悪役をやりこめる」というテンプレートを軸に、時代ごとに変化していくサラリーマンの描かれる姿を島耕作からオタリーマンまで追っている。
「仮想敵としてのバブル」という言葉がある通り、ある時期のサラリーマン漫画は泥臭いサラリーマン回帰を果たし、それすらも失効するにつれ、サラリーマン漫画のバックグランドは社会からより小規模なコミュニティへと変化していく。単なる作品レビューではなくこうした変化をきっちり押さえていて、納得のいく一冊。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
面白くって、ためになる。