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- Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
- / ISBN・EAN: 9784862487087
感想・レビュー・書評
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思ったより写真が少なく文章が多かったですが、読みやすい語り口調でした。
同潤会がたくさん出てきましたが、前に三上延さんの作品を読んでいたので、当時の時代背景や流れが想像しやすかったです。同潤会を小説でしか知らなかったので、何棟もあったことも初めて知りました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
<目次>
はじめに
第1章 本所・深川・砂町~下町のモダニズム
第2章 神楽坂~最後はここで飲みたい
第3章 阿佐ヶ谷~山の手住宅と奇跡の公団住宅
第4章 目白~文化村とトキワ荘とモンパルナスの灯
第5章 赤羽~庶民のための田園都市<ユートピア>
第6章 本郷・小石川・白山・根津~坂の上と舌が織りなす世界
第7章 高円寺~昭和が積み重なる街
第8章 西荻窪~「古さ」を楽しむ街
<内容>
消費や文化の研究をしている三浦さんの本(2002年初版。カラー版は2006年版)。街の選び方や歩き方がいわゆるおじさん趣味の人たちとはひと味違う。大正や戦前の面影を追ったり、昭和40年代の雰囲気を探したり…。寺や神社にはあまり見向きをしないんだが、それがまた「街歩き」なんだろう。
大正12(1923)年は、9月1日に関東大震災があったのだが、同潤会のアパートがたくさん建ち、田園調布の街づくりのはじまりも帝国ホテルもサントリーの国産ウイスキーの売り出しも虎印魔法瓶もセメダインもこの年の発売と知り、大正モダンは本当なんだ!と思った。
逗子市立図書館
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