戦国の交渉人 (歴史新書y)

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著者 : 渡邊大門
  • 洋泉社 (2011年8月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862487841

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戦国の交渉人 (歴史新書y)の感想・レビュー・書評

  • 僧侶でありながら政略に長けた安国寺恵瓊の姿がわかった。
    毛利・秀吉に信頼されるのだからよほど有能だったことが分かる。
    資料には後期に編纂され、信頼できないものもあるというのは意外だった。司馬遼太郎の著作を歴史資料扱いするようなものか。

  • 『安国寺恵瓊』という人物に抱くイメージは、(ことに関ヶ原合戦に関わる)綺羅星の如き華やかエピソード満載の武将たちに比べて、それほど明確ではないのではないでしょうか…。

    かく申します私めも、「あ~、信長サマのこと『高ころびにあおのけに転ばれ…』とかって本能寺の変・予言みたいなことツイートして(違)おきながら、自分の、関ヶ原での末路は読めなかった、毛利の外交僧サンね☆」といった認識でおりました…。

    がッ!!

    渡邊大門先生・最新刊「戦国の交渉人~外交僧・安国寺恵瓊の知られざる生涯~」を拝読して、上記・己が浅薄なイメージ、恵瓊さんに申し訳ない…と痛切に思いましたです。

    「恵瓊にはあまり興味が無いな」とお思いの方や、「けっこう嫌いな人物カテゴリに入るな」と仰せの方にも、ぜひお手に取っていただきたい気持ちであります。

    読了される頃には、従来のイメージや『好き嫌い』を越えた感慨を抱かれると思います♪

  • 戦国というと、武将。だけど実際の政治は武将たちだけで行われたいたわけではなかった。

  • 結局一番知りたかった何故恵瓊は関ヶ原当日戦いに加わらなかったのかという点についてはさらりとしていて詳しく書いておらず残念。毛利軍の指揮権は広家が握っていたでいいのか?なんだかしっくりこない。場所が悪かったならそこに布陣しなければよかったじゃないか。秀元も日和見だったのだろうか。疑問は解けなかった。
    でも色々な説や資料からまとめていってるところは好きでよかった。新説も知れて嬉しかった。
    ただ漢字の使い方が……大好きな武将の漢字が違う時はさすがに叫びかけた。二度目出てきた時は直ってたけど……。
    恵瓊のイメージはよくなったので全体的には面白かった。

  • 本書は、何となく「あいつは悪い!!」ということにされてしまっていて、“愚か者”呼ばわれさえされているかもしれない恵瓊の姿を、可能な限り再現してみようとしている。なかなかに面白い。

  • 毛利氏の外交僧安国寺について。安芸武田氏に生まれ出家。宗教界でも出世し幅広い人脈を築いた。師匠に続いて毛利氏の外交僧になる。政略に優れ、毛利家を案じつつ、織田家、豊臣家、その他大名の間を東奔西走。豊臣政権下では独立した大名になったとされているが著者は否定、吉川広家との確執も後世作られた話だとされる。関ヶ原で毛利氏を西軍に導いたため「悪僧」とされるが、江戸時代の毛利氏や吉川氏を正当化するためのイメージではないか。

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戦国の交渉人 (歴史新書y)の作品紹介

関ヶ原合戦後、石田三成、小西行長とともに京都で公開処刑された恵瓊は、世の中の趨勢も読めず、西軍の敗北を招いた無能な「愚僧」=外交僧として刑場の露と消えたとされる。が、西国の大大名毛利氏や豊臣政権の外交交渉の屋台骨を支えた恵瓊は、政策立案能力と交渉力を兼ね備えた外交のプロフェッショナルかつ最高の知識人だった。

戦国の交渉人 (歴史新書y)はこんな本です

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