生きることを考えるための24問

著者 :
  • 洋泉社
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (361ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862487995

感想・レビュー・書評

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  • どの哲学も形而上になるとそれはただのゲームになる。形而下、つまり人間の情緒を根底においた哲学こそが「生きる」思考を鍛える。となると、実存主義ということにも似ている。しかし「実存主義」は「自分が生きる」ことを形而上で考える哲学であり、いまだ蝋細工でできた食堂のスパゲッティ以上のリアリティを持たない。

  • 多くの人が共有しかつ苦悩しているであろう問いを論理的かつ平明に考える著者の真摯な態度が気に入った。図書館で借りてまだ途中までしか読んでいないが、手元に置いて時間をかけて考察する価値があるだろうと感じている。

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著者プロフィール

1947年、横浜市生まれ。
批評家、国士舘大学客員教授。
『日本の七大思想家』(幻冬舎)『13人の誤解された思想家』(PHP研究所)、『時の黙示』(學藝書林)、『大人への条件』(ちくま新書)、『日本語は哲学する言語である』(徳間書店)など著書多数。自身のブログ「ことばの闘い」においても、思想、哲学など幅広く批評活動を展開している。(https://blog.goo.ne.jp/kohamaitsuo)

「2019年 『倫理の起源』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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