わたしの小さな古本屋~倉敷「蟲文庫」に流れるやさしい時間

著者 :
  • 洋泉社
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感想 : 73
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  • Amazon.co.jp ・本 (175ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862488305

感想・レビュー・書評

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  •  蟲文庫、行ってみたい! 今住んでいる地域には、こういう個人経営の小さな古本屋さんがないので、読んでいるだけで懐かしい気分になりました。昔は大学の周りって古本屋さんがいっぱいあるものだったけれど、時代は変わったのね……。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「蟲文庫、行ってみたい!」
      私も行ってみたい。
      「昔は大学の周りって古本屋さんが」
      今でも、、、と思ったけど、郊外に移転しちゃった大学が多い...
      「蟲文庫、行ってみたい!」
      私も行ってみたい。
      「昔は大学の周りって古本屋さんが」
      今でも、、、と思ったけど、郊外に移転しちゃった大学が多いから変ったしまったかも知れませんね。。。
      2013/01/22
  • ナカノ先生オススメの本。
    自分も、退職したら古本屋やろうかなあ。
    倉敷に行くことがあったら、ぜひ立ち寄りたい!

  • 1つの土地にどっしりと根を下ろして生きるって、私の憧れでもあります。
    いつか小さな店でもと思っても、生まれ故郷を遠くはなれ、各地を転々としてきた者には、ネット上にバーチャルな店を構えるくらいしか方法はありませんでしたから。
    望んで始めた古本屋ではなかったのかもしれませんけど、稼ぐために手当たり次第にできることをやってきた結果かもしれませんけど、ステキな生き方をされていると思います。
    いつかこの店訪ねてみたいです♪

    • でぶでぶさん
      コメントありがとうございます。旅先でふらりと入った古本屋でつい買ってしまったその土地の本なんていいですよね^^
      コメントありがとうございます。旅先でふらりと入った古本屋でつい買ってしまったその土地の本なんていいですよね^^
      2013/03/13
    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「その土地の本なんていいですよね^^」
      そうなんですよね、、、
      旅行したら、土産物店にある。一般の本屋にないような昔話の本とか、つい買ってい...
      「その土地の本なんていいですよね^^」
      そうなんですよね、、、
      旅行したら、土産物店にある。一般の本屋にないような昔話の本とか、つい買っていまいます。。。
      2013/03/14
    • でぶでぶさん
      それわかります^^ 地元でしか手に入らないようなミニコミ誌なんかも面白いですし♪
      それわかります^^ 地元でしか手に入らないようなミニコミ誌なんかも面白いですし♪
      2013/03/15
  • 蟲文庫に行きたくなりました。
    店主さんに会いたくなりました。

    活字なのだけど、ゆっくり、ほわ~っと語られてるかのようで。
    それは、わたしにとって心地よい、安心できるもので。
    あぁ、好きだなぁ、この方の文章。と思ったのでした。

    『苔とあるく』も、読んでみたいな。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「蟲文庫に行きたくなりました。」
      私も!
      自費出版らしい「蟲文庫文庫」の原民喜『夏の花』を手に取ってみてみたいです(他にもあるけど取り敢えず...
      「蟲文庫に行きたくなりました。」
      私も!
      自費出版らしい「蟲文庫文庫」の原民喜『夏の花』を手に取ってみてみたいです(他にもあるけど取り敢えず)。。。
      2013/04/01
  • なかなかのイキアタリバッタリぶりで古本屋をはじめ、いまに至るお話。
    本が書物としてだけではなく、何かの投影物になっていることがよくわかります。そして、それは本だけでなく、本屋そのものにも伝搬しているような、そんな感じ。
    店主は僕より年下の女性ですが、「おじさん」になりたかった、そしておじさんそのものにはなれなくても見つかったものがあるようです。僕も「おじさん」になりたい。

  • 本屋も古本屋も好き。もちろん図書館も。
    特に、古本は出会った時に運命を感じるなぁ。その古本屋さんにあるかどうかもわかないのに出会うってところが。
    今の家の近所に古本屋さんがないのが残念。
    自分が古本屋さんをやってしまいたいくらいだけれどもね〜。
    個性的な古本屋さんへ行きたくなった。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「出会った時に運命を感じるなぁ」
      お金が無い時に限って、探していた本が出てくる。
      そして、自分が手放してしまった本との再会はなかなか難しい。...
      「出会った時に運命を感じるなぁ」
      お金が無い時に限って、探していた本が出てくる。
      そして、自分が手放してしまった本との再会はなかなか難しい。。。不思議です。
      2012/11/29
  • 21歳で古本屋を始めた女性のエッセイ。
    最近古本屋が舞台の小説をよく読んでいるので気になって。
    大変だろうとは思うけど、こういう暮らしにすこし憧れる。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「苔とあるく」が良かったので、お気に入りになっていたのですが、この本が出たのは見逃していました。早速購入します。。。
      「苔とあるく」が良かったので、お気に入りになっていたのですが、この本が出たのは見逃していました。早速購入します。。。
      2012/04/10
  • ふむ

  • 一度行ったことがあるのだけれど何故か緊張してしまい、ゆっくり見ることができたかった。
    この本を読んで蟲文庫の事が少しでもわかったかなと思えたので、次に行く時は思い切って長く滞在させてもらいます。

  • 彼女のお店を訪問したのはいつだったか。この本が書かれた頃か、その前か。
    2〜3度倉敷訪問の際に立ち寄ったことがある。
    そしてコケの研究者であるA氏の存在を教わったのも彼女からだ。私がS市の関連施設でスタッフをしているという世間話をしたら、目と鼻の先にA氏がおられるということを教えてくれたのである。
    灯台下暗し。
    小さな古本屋がどうやってできたのか、その時は身の上話を聞かなかったが、この一冊で蟲文庫のことがよくわかる。本や生き物に対する店主の心掛けも伝わってくる。

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著者プロフィール

田中美穂(たなか・みほ)
古本屋「蟲文庫」店主。1972年、岡山県倉敷市生まれ。1994年、同市内に古本屋「蟲文庫」を開業、2000年に移転、現在にいたる。著書に『わたしの小さな古本屋』(ちくま文庫)、『苔とあるく』『亀のひみつ』『星とくらす』(WAVE出版)、『ときめくコケ図鑑』(山と渓谷社)、編著に『胞子文学名作選』(港の人)などがある。

「2018年 『ミクロコスモス 森の地衣類と蘚苔類と』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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