ホントは怖い英国王室残酷物語 (歴史新書ｙ)

著者 : 渡辺みどり

• 洋泉社 (2012年7月6日発売)

感想・レビュー・書評

[桜色の世界（sakurairoworld）さんの感想 · 2021年12月4日]

宗教が大きな力を持ち、政治の中心となっているヨーロッパ
日本人ましてや、無宗教の人がすんなり理解できることは少ない。

イギリスはユナイテッドキングダムである
その成り立ちも含めてどのように遍歴を重ねてきたか感じ取れる良書。

残酷とは何かを読んでみてそう言うことかと理解しつつ
女性が王になったり治世する辺り、日本にはないことで昨今の女性活躍と今更掲げていることが古くから当たり前のように習慣化されていることに感銘を覚えた。

王様や治世するものは、国内在住者から推挙と考えがちだがイギリスを含めヨーロッパはそこから違う。
こんなことも含め、系図をみると良いと思う。

[titowg7さんの感想 · 2016年10月29日]

新書文庫

[mohironaさんの感想 · 2012年10月21日]

処刑や殺害の切り口から英国王室の人物像を紹介している。簡単に処刑されたり、不倫が横行したり、英国では一般的なのかな、と思った。斬首シーンにそれぞれ物語がある歴史は特徴的。