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- Amazon.co.jp ・本 (283ページ)
- / ISBN・EAN: 9784862489630
感想・レビュー・書評
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日本史を思考する際に中心的な位置を占める農業・農民(百姓)について、そこにばかり注目すると本来の日本社会を見失うのではないかという歴史学・民俗学からの視点を対談形式で伝える。一から教えてくれる本ではないので分かりづらいのと、網野氏の思想が若干強すぎること、そして対談から20数年経過した今現在においては少々古いのではないかという指摘が散見され、そこが気になると読みづらい。ただ、固められた常識は、なぜ常識になったのかを問いかけるという試みは非常に重要な姿勢であろうと感じた。
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網野史観
参考になる・・・現在の中世史の考え方をつくったようなものだな