1951年山口県美祢市生まれ。大学の建築科在学中に切り絵に出合い、スペイン
遊学などを経て独自の切り絵の世界を切り開く。テーマにより、パステルやア
クリル絵の具、砂、布、和紙など、様々な材料を取り入れ、従来の切り絵のイ
メージを一新する。
日本国内のみならず、ニューヨーク、ロシアで展覧会を開催。文化庁文化交流
使に指名され、2009年12月よりNYを拠点に活動。’10年からは国際交流基金事
業で、スペイン・ポルトガル・フィリピン・ウクライナ・イラン・キューバな
どでも展覧会やワークショップ・レクチュアなどを行う。その他、年賀はがき、
切手(隅田川花火・深川八幡祭・天神祭)、商品パッケージのデザインも担当
するなど多方面で活躍中。’19年山口県文化功労賞、文化庁長官表彰を受賞。
主な著書に、『切り絵の下絵集』『切り絵のポストカード』(東方出版)、
『紙のジャポニズム・切り絵—久保修画集1・2』(土屋書店)、『あなたも
アーティスト 誰でもできるはじめての切り絵』(NHK出版)など、多数。
「2021年 『切り絵全集 久保修古希記念』 で使われていた紹介文から引用しています。」