我が一家全員死刑

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著者 : 鈴木智彦
  • コアマガジン (2010年11月6日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862529138

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我が一家全員死刑の感想・レビュー・書評

  • 死刑廃止論者の皆様方に読んでい頂きたい1冊。冤罪の恐れがあるからとか、国に人の命を奪う権利はない云々と色々廃止についての意見はあると思いますが、こいつらどう見ても100%犯人だし、このような人間を生かしておく事が平穏に生きている人達(私もね)にとって恐怖となるし、国がやらねば誰がやるって感じで、死刑反対の人権団体のみなさん文句があるならどうぞ彼ら一家を養ってやって下さい。
    まあ、子を持つ親の身としては徹底して甘やかすと持ち手カードが全部クズのロイヤル(クズ)ストレートフラッシュが見事に完成してしまいますよという参考書としてはよろしいんではないでしょうか。。。我慢を覚えさせるのは親の役目。これ絶対ですね。ほんと見事に性善説を否定する良書です。
    あと、ちらりと相撲界と暴力団の繋がりを感じさせるあたり旬な本ではないでしょうか。ぜひ!

  • 家族で共謀し、友人一家を皆殺しにしたうえ、たまたま居合わせた長男の友人まで撃ち殺し、強盗と殺人、死体遺棄罪で父母と息子ふたりが死刑判決を受けて上告中という特異な事件「大牟田一家4人殺害事件」の実行犯、北村孝紘の獄中記。孝紘は北村家の次男で、すべての殺人はかれの手によるものだ。まず孝紘は家族ぐるみで親しくしていた高見家の次男、穣史さん(当時15歳)を兄にいわれるまま絞殺し、遺体にブロックを括りつけて川に遺棄、それからまた父にいわれるまま世帯主である小夜子さんの首を絞め殺害、死体を車に乗せたまま長男の龍幸さん(当時18歳)の帰宅を待ち、最終的にその友人まで手にかけた。どの犯行も兄や父に操られるまま躊躇なく事に及んでいる。動機は逆恨み。そして金。しかし、鉄砲玉の孝紘にはいずれも関係なかった。本書はその奇妙な一部始終を本人の手により記した、いわば告白。友だちだった龍幸さんをこれから殺そうというとき、その最後のドライブで別れを惜しむように昔話に花を咲かせ談笑するくだりや、談笑しつつもこれから行う殺人に少なからず興奮をおぼえたとの記述が衝撃的だ。なにもしらない龍幸さんと思い出を語り合う場面はとくに、理解不能すぎて具合がわるくなる。とはいえ、つたないもののわりとよみやすい文章で、すらすらと一気によめてしまう。ただ、著者の解説は個人的な感想が多くてちょっと辟易するし、もうすこし掘り下げた取材をしてほしかった。でも「おれは殺人を楽しんだ」などとことさら快楽殺人を強調するのは孝紘の虚勢かも、という指摘は実際その通りだとおもう。

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我が一家全員死刑の作品紹介

犯罪史上に類を見ない"殺人ヤクザ一家"の次男・北村孝紘被告が獄中で綴った「人殺し半生」。人はなぜ殺人を犯し、そして死刑になるのか?社会の歪みと暴力が生んだ凶悪事件、その真相に迫る犯罪ドキュメント。

我が一家全員死刑はこんな本です

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