それでも「美談」になる高校サッカーの非常識

著者 :
  • カンゼン
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862552181

作品紹介・あらすじ

体罰、しごき、イジメ…理不尽な指導はなぜなくならないのか?「楽しむ」ことが悪になる部活スポーツに未来はない。その指導、子どものためになっていますか?

感想・レビュー・書評

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  • 第99回高校サッカー選手権期間中に読了、
    「高校の指導者のせいでサッカーから離れた」とか「生徒の自主性がチームを強くする」などがかなり強調されているような気がしましたが、部活とはそれだけではないはず。少し独断的な内容に思えました。

  • 絶対あるだろうと思ってはいた部活動の裏の顔。
    でも変えようという新風も吹いていて、悪いことばかりではない。
    やっぱり部活の基本は、「辞めないこと」。
    そういう指導者になりたい。
    という、妄想が膨らむ一冊。
    ありがとう。

  • 高校サッカーにおける「指導」に切り込んだ一冊。

    体罰をしてきて才能を潰してきたのではないかと切り込むが、個人的には正しくもあり、間違いでもあると思う。
    時代的背景、社会的要因など色んな側面もあいまって高校での指導が成り立っているとも思う。

    また、なにがなんでも選手権って考えは電通をはじめとするマスコミにも責任はあると思う。

    なので、過去の指導=ダメとは言い切れないということも理解してニュートラルにして読まないと危険。

  • 2014/04/19
    自宅

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著者プロフィール

1958年生まれ。大学卒業後、1986年メキシコW杯を取材するために、スポーツニッポン新聞社を3年で退社。その後フリーランスのスポーツライターに転身し、W杯は7回現地取材した。育成年代にも造詣が深く、多くの指導者と親交が深い。『日本サッカー戦記』『それでも「美談」になる高校サッカーの非常識』(ともにカンゼン)、『大和魂のモダンサッカー』『サッカー移民』(ともに双葉社)、『祝祭』(小学館文庫)、『真空飛び膝蹴りの真実』(文春ネスコ)、『忠成』(ゴマブックス)など著書多数。

「2022年 『「毎日の部活が高校生活一番の宝物」 堀越高校サッカー部のボトムアップ物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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