月とオモニと唐辛子と―真田亀久代の童謡とその時代

著者 :
  • てらいんく
0.00
  • (0)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 0
感想 : 0
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (143ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862610454

作品紹介・あらすじ

ふるさとを朝鮮(韓国)とし、故国を日本とする真田亀久代。戦前の日韓の不幸な時代に、童謡を書くことを心の修行とした。詩人は語る。「童謡の道に於てのみは、如何なることがあっても、悲しく、涙もろくをはってはならない」と-。日本のマザー・グース。真田亀久代の童謡詩と、その生い立ちの全貌がいま本書に舞い降り立つ…。童謡詩を志す人たちへの贈り物、詩人山本なおこ、必見の童謡詩人論。

著者プロフィール

諸作品の背景にあるように、少女時代を雪深い立山連峰を迎ぎみる富山平野の地で過ごす。そこは産土の地であり、まぎれもなく詩と童話の故郷でもある。詩集に『真夜中の一両電車』『さりさりと雪の降る日』『ねーからはーからごんぼのさきまで』『おばあちゃんの柱時計』『軋みをたてる時間』『生きる アンダンテ カンタービレ』他。また童話に、半自伝的物語『あざみの歌』、『真夜中のビーだま』(絵・三輪さゆり)。絵本に『森のハーモニカおばさん』『先生はまじょ』『ぷうぷうのプレゼント』『ウララちゃんのたんじょうび』『先生のおしりがやぶけた』他。エッセイ集に『虹のしっぽと石榴の実』がある。詩「さりさりと雪の降る日」は、教科書に掲載されている。日本児童文学者協会、関西詩人協会、各会員。文藝誌[伽羅]同人。元教員。大阪府高石市在住。

「2018年 『絵童話 ショウとリョウふたりはふたご』 で使われていた紹介文から引用しています。」

山本なおこの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×