脱がない男〈上〉Don’t Worry Mamaシリーズ (新装版) (ビーボーイノベルズ)
- リブレ (2007年3月19日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
- / ISBN・EAN: 9784862631343
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
甘えったちゃんの甲斐谷。うんざりした。
-
触るな言うたりしまえ言うたり…『脱がない男』面白いでござる(笑)。木原さんのユーモア感覚が割と解り易く書かれている作品。そして、木原さんがよく用いる手法だけど、ちょっとした判断のミスを突いてにっちもさっちもいかなくなって困るー、と言う描写が上手過ぎて脱帽だ…。よく言われる容赦のなさと、この些細な選択ミスの誘導してない感じは対じゃないかなー、やっぱ凄い。この二人が盛り上がって恋愛するのは…と言う姑息さがない(なんか急に二人とも勘が良くなって相手の心を詠めたり、お節介な友人が都合よくお節介したい、と言う様な)と言うとこが一番好きなとこかもしれん、木原作品の。
一方の視点から見た時のその人が「得体の知れない」感じは、もう、妙技としか言えないので、木原さんは純粋ホラー書いても凄く怖いんじゃないか、と思った。 -
上下巻読了。
なんかはちゃめちゃ(笑) -
Don't Worry Mamaスピンオフ。
部下×上司。
こちらも前作に劣らず変態度満載ww
身体的欠陥を作品に活かす?木原先生脱帽ですw
上・下編。上は甲斐谷くんが藤原さんへの気持ちに気づくまでです。 -
「Don’t Worry Mama」のスピンオフ。ホントに誉められない攻で、ガサツで無神経。その無自覚なところを嫌なヤツととるか、でも憎めなくて可愛いヤツととるかで評価は変わってくるんでしょうね。
バカすぎて呆れるけど、ちゃんと躾けたら案外素直な駄犬の甲斐谷。事あるごとに上司の藤原から叱責されて、一見かわいそうではあるのですが、仕事といい身だしなみといい、言われて当たり前なかんじ。小学生並みの思考回路が脅迫まがいの行動へと大暴走しちゃいます。
でも、そんな幼稚な行動のせいで、とんでもなくおかしな方向にいっちゃうんですよね。大爆笑でした。
P138からは特に腹抱えて笑いました。バカすぎる甲斐谷です。変態だとすっかり東山に誤解されてました~キザでカッコイイ藤原まで巻き添えになって可哀そうでしたが、上司と部下の関係以上になれたのは、これがきっかけですよね。
その後、友晴の店での度重なる誤解がまた面白かった。
甲斐谷が墓穴を掘ってしまい、東山と友晴に何の疑問も無くソッチだと思われてしまうのも笑えました。
ものすごく毒のあるコメディです。
下巻が楽しみ。 -
読メを始める前に読んでた本。新刊出たのでひさしぶりに再読。藤原は鼻持ちならないヤツだし、甲斐谷のやり方は卑劣だし、ふたりのやりとりは不快とも言えるんだけど「~ママ」よりこっちの方が好きだった。私の中で藤原が可愛くてしょうがなくなっていったような記憶がある(笑)高ビーでデキる男が崩れていくのは美味しいのです。初H後(藤原には記憶がないがw)の二人のやりとりが笑える。甲斐谷もヘンタイ要素ありよね(笑)裕一と今蔵の番外編も楽しい。粗チンに悩む今蔵が可愛い。ちんこにピアス、BLでは時々出てくるけど痛そうだなぁw
-
木原先生の仕事の描写が凄く好きです。
喘ぎ声があれですがまあうん…。
部下が駄目人間すぎますがそれもまあうん…。
ラブコメでした。えろえろですよー。
Don’t Worry Mama が好きなので購入。