脱がない男〈下〉Don’t Worry Mamaシリーズ (新装版) (ビーボーイノベルズ)

著者 :
  • リブレ
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本棚登録 : 318
感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862631497

感想・レビュー・書評

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  • 二人ともいい味出してる。大笑いした。

  • 上巻読んでた間は、恋愛の「れ」の字もないような感じだったのが…これほどツンとデレを描き分けているのにあざとさとかわざとらしさがない。『美しいこと』の松岡と甲斐谷がだぶる(笑)。

  • 読メ始める前に読んだ本を新刊出たので再読・第3弾(このフレーズ書き飽きたw)藤原課長が可愛くてたまらない。しつけの悪いワンコ・甲斐谷に押し倒されてぐずぐず蕩けちゃうのがもう。肉体的なコンプレックスによる辛い過去に傷ついた心を隠すために肩肘張って生きてきたんだろうな。無神経だし浅はかだし何につけ下手くそな甲斐谷だけど、なりふりかまわぬ必死さが藤原の頑なな心を開かせたのかも。ベースには重いものもあるけどコメディ仕立てだから、甲斐谷の藤原ラブなアホ言動に笑わせられたりもして楽しく読める。SSも甘くてイイ!
    甲斐のつくバンド、リアルタイムで大好きでした。もちろんアンナという名曲も(だから年がバレるって!)

  • 和解し、すっかり仲良くなった藤原課長なのに
    「そういう関係は断固お断り」と拒否されていた時
    ここからどうひっくり返すんだ?甲斐谷?!と心配してみたが
    要らぬお世話でした(笑。

    上巻では、読んでるこっちがイライラさせられる
    ダメ部下甲斐谷だったのに、根が素直なせいか
    藤原課長に上手に成長させられ、良い男に変わる(本人自覚無し)
    ところも可愛らしかった。

    そして、やっと思いが通じ合った後の藤原課長と
    ラストの課長目線のショート・・・
    課長、どんだけ可愛いんだよ。ツンデレ最高。

  • 声出して笑ったBLはこれが初めて。<br>
    面白かったです。<br>
    案外あっさりくっついちゃったけど…。もうちょっと藤原さんの心情を描写してくれてもよかったかも。

著者プロフィール

高知県生まれ。1995年「眠る兎」でデビュー。不器用でもどかしい恋愛感情を生々しくかつ鮮やかに描き、ボーイズラブ小説界で不動の人気を持つ。『箱の中』と続編『檻の外』は刊行時、「ダ・ヴィンチ」誌上にてボーイズラブ界の芥川賞作品と評され、話題となった。ほかの著書に『秘密』『さようなら、と君は手を振った』『月に笑う』『ラブセメタリー』『罪の名前』など多数。

「2022年 『コゴロシムラ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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