WEED (新装版) (ビーボーイノベルズ)

  • 263人登録
  • 3.69評価
    • (24)
    • (43)
    • (49)
    • (3)
    • (2)
  • 20レビュー
著者 : 木原音瀬
制作 : 金 ひかる 
  • リブレ出版 (2007年5月18日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862631848

WEED (新装版) (ビーボーイノベルズ)の感想・レビュー・書評

  • エリート医師の主人公・若宮と
    その悪友・谷脇が一夜限りの遊びで
    雨の中歩いている男を拾って騙して
    強姦するという何ともすごい話。

    悪友って言葉ってちょっとやんちゃぐらいの
    イメージだったけど、文字通り悪。極悪。

    その犯した男・岡田が実は若宮が
    以前に担当して亡くなった患者の
    父親だったとわかります。最悪な展開…。
    (亡くなったのは若宮のせいじゃないけど)

    フォローしようとすればするほど失敗し
    慌てふためく若宮が滑稽で情けないです。
    そして岡田のことが好きになってしまいます。

    こんな無理目な恋愛なかなかないですよね。
    どうやってそこまでもっていくのかな?
    と思ったら、岡田は割とほだされやすくて
    意外にもべたべたな恋愛体質でもあり
    私が思ってたよりずっとスムーズに付き合えました。

    バリタチがひっくり返されて受けになるのも
    ざまぁという感じもあり、
    それほどに岡田が好きなんだとも思えて
    好きな展開です。

    でも、木原さんだからこんなうまい話はないはず。
    どこかでどんでん返しがあるんじゃないか。

    若宮が岡田の気持ちを今一つ信じきれないように
    私も信じきれずハラハラドキドキして読みました。

    結果的には束縛×束縛のナイスカップルでしたね!
    木原さんの執着愛の書き方、すごく好きですね~。
    攻めが陸上選手だけあって体力任せのエロもすごかったですw

    谷脇にいい印象ゼロなんですが、「FLOWER」で
    どんな話になるのか楽しみです。

  •  強姦しようぜ!で3P始めた谷脇がキャラ立ち過ぎてて笑うしかなかったです。
    受けが攻めに「なんでお前働いてるの?」って言ったときもかなり笑えました。お前もたいがい人間性が欠落してんな!wwと。

     従順で絶対の愛を寄せてくれて裏切らない攻めは好きだけど、
    受けがヒステリックでドコガイイノー?でもこの作品終始笑えるしギャグ小説だからいいのかー?となんか毛色が違った感じでした。
     自分で自分が愛せない受けは、攻めの愛を試し続けるってことで、安定を図ろうとしてるどうしようもなさを、
    谷脇とどっこいどっこい若宮もダメな人だって認識して読めればケラケラ笑って読めるかもです?
    谷脇が当て馬のくせにラスボスすぎて受けが小物に見えてしまってなんかもう、谷脇に全てもって行かれてしまうくらいインパクト強かったです谷脇。
    岡田も好きだけど!

  • 木原センセらしいぶっとび設定に( ̄ー ̄)ニヤリとさせられます。

    エリート医者がつるんで道で男を拾って犯して3Pって、酷いじゃないですか。偶然居合わせたノンケにそんな大それたことをするなんて、良識あるはずの医者のやることではありません。
    その上、若宮は陵辱した岡田と一週間後に避けようもない状況で再会してしまうんです。気まずい。しかも、その岡田は若い学生だと思っていたら違っていたり若宮と以前に出会っていたり、驚愕するような事実がわかってきます。

    これはまだまだ序の口。これだけじゃ終わらない思いもよらない展開に、最後までドキドキさせられてしまいました。
    プライドが異常に高いツンツンなクールビューティの若宮が、それまでの価値観がすべてひっくり返るような恋に堕ちてしまうんです。
    傷つくのが嫌で、マトモな恋をしたことがなかった若宮が、運送屋で働く地味で平凡な男のことをめちゃくちゃ好きになってしまうんです。
    自分が傷付けた相手にぴしゃりとやられて自尊心が傷ついたとか、訴えられるのが怖かったとか、保身を考えていたところへ、さらに嫌がらせをされていると誤解をしてしまった若宮。また恥をさらします。
    細かいことをすごく気にしていたのに、岡田は案外大ざっぱな体育会系ww
    それがよかったのかもしれません。正反対な性格だったから惹かれあったんでしょうね。岡田は、ツンなのに抜けている若宮に淋しさが癒されてしまった?

    とにかく、若宮は一人で悩んで、ぐるぐるしちゃいます。生まれて初めての独占欲!Hはやりまくっていたのに恋愛はしたことなかったというのがすごくでていて、胸がきゅーんとなってしまいました。
    そんな若宮に、岡田がやさしい!甘えることも忘れないw
    一番萌えたのは、愛することで弱くなった若宮ですね。
    なにしろ、タチを譲らなかった人生で初めてその立場を明け渡したんですからねwww
    愛ですね。リバになる瞬間に萌えまくりました。

    犯した相手を本気で好きになっちゃうというところが、なんともブラックです。相手がノンケだってことでちっとも安心できなくて、女と岡田が話をしているだけでも悶々としてしまうなんてところも、生々しかったです。
    若宮の恋心は読んでいて切なくて苦しかったけど、総じて甘い仕上がりです。
    あくまでも木原センセのレベルで見たら、ですが。
    マラソンが岡田のキャラを上手く表現していて、爽やかです。そこでまた悶々と悩んでいる若宮が残念で、またきゅーんとなっちゃいました。

    くせ者の谷脇がとても気になります。

  • 正直突っ込みどころは満載なんだけど、気分は盛り上がってしまったので☆4つ(笑)

    もし、こんな医者が主治医だとちょっと不安だよね。
    そして、岡田が若宮に惹かれるのがどうしてもピンとこない。そのへん説得力があればもう少し楽しめるかもなあ。

  • 何回か読み直す程に好きでしたー

  • 人を尊敬せず、自分の社会的地位に胡坐をかいているような、いわゆる「嫌な奴」である若宮と言う男が、人格をまるごと改めるような話ではなくて、たった一つ、一人の人間に対して「好きだ」と言葉にして言えた、と言う事だけを
    書いている物語だとも思った。人に対して「好きである」と言う自覚をすること、それが如何に難しく、滅多にないもので、自分を顧みるきっかけになったりするか、若宮にもそう言う事が幸運にも訪れたと言うお話だと思った。訪れたものに気付かずに済んでしまう事もあるわけだから、若宮も捨てたもんじゃないな、と(笑)

  • 裸ん坊3部作の中で、このWEEDが一番好きです。
    傍若無人でプライドはエベレスト級。
    嫌なことがあればすぐに人に当たり散らし、後輩相手に嫌味をたれる、超我儘男、若宮。
    人としてどうかと思うような、兎に角いちいち腹の立つ男なんですが、こいつが何だか憎めない……。
    注いでも注いでも満杯にならないコップみたいな若宮相手に、岡田は本当に懸命に愛を注ぎます。
    でも、岡田も若宮と一緒で、やっぱり愛に飢えてる感じがたまらなかったです。嫉妬深くて、愛がないと生きていけないタイプなのが身悶えするほど萌える。

    2作目を示唆する内容の書き下ろしが、とてつもなく良かったです。
    読んでてすぐに松本の事だなと思ったんですが、先を知ってるだけに涙でそうになる……。

  • 微妙に(?)リバだけど、リバ苦手でもこれなら読めるっていう内容
    若宮は悪友の谷脇と一緒に雨の中ふらふら歩いていた岡田を強姦するけど、色々あって若宮は岡田を好きになって、最終的に相思相愛
    最初は若宮+谷脇×岡田で、岡田が無理矢理犯されますが、その後は岡田×若宮です

  • 最初は悲惨すぎてどうしようかと思った。結局ハッピーエンドになったけど読み終わった後にじんわりと寂しい気持ちが湧いてくる。木原さんの本は全てそう。

  • 受がいかにこどもなのか読み進めるうちにわかってくる
    このへん描写はさすが木原さんといったところ

  • エリート医師の若宮と悪友・谷脇はある雨の夜、一人の男を拾う。一夜限りの刺激的な遊びと、男を無理やり弄んだ若宮たちだったが、一週間後その男・岡田と偶然自宅で再会してしまう。さらに、あの夜以前にも若宮は岡田に出会っていたと告げられ…。こんなに求めたことはないから、どうしていいかがわからない。そんな恋に出会ってしまった―。
    3部作シリーズ第一弾

  • ●WEED
    ●FLOWER
    ●POLLINATION

    復刻版です。
    ここに、谷脇というどうしようもない男が出てくるんです。
    どっか壊れちゃっている男です。
    鬼畜で、異常です。
    とくに「FLOWER」の谷脇ったら(汗)
    でも、切ないです。

  • 3部作中これだけが救い。(これでもね、笑)

  • シリーズ第一弾。やはり、どうしようもない葛藤の表現がウマイと思いました。

  • ロクデナシの元攻めの受け(笑)と強姦された男の話。

    ここまで救いようがない出会いはBLで初めて
    読みました。何しろ最初主人公が相手の男を
    二人で強姦してますから…

    まったく主人公に共感も感情移入もできないのに、
    それでも読んでしまう不思議な現象が
    木原マジックでしょうか…??

  • あ い し て ま す 。 真顔

    嫉妬深いし、素直になれない。それに男なのに・・・どうして俺を
    そんな悶々した受けがとても可愛いです
    好きがハッキリしていて、一途で


    深いってゆうか、甘い話。読み終わると 顔ゆるむw
    そこまで明るいお話じゃないけどなぁ、緩みっぱなしです。笑

  • 岡田の心の広さといったら…!

  • シリーズ連作(三部作)新装版の一冊目。
    昔の本は入手困難であり復刊希望が多かったということで、わりと初期にでた(と思う)作品で新装版になるにあたり書き下ろし短編がひとつついてます。

    本編(エリートのお医者さんと行きずりの男?)、続編、新装版での書き下ろし。
    内容のわりに読みやすいです。木原さんの作品の中ではとてもノーマルなBL小説ではないかなと。

全20件中 1 - 20件を表示

WEED (新装版) (ビーボーイノベルズ)を本棚に登録しているひと

WEED (新装版) (ビーボーイノベルズ)を本棚に「読みたい」で登録しているひと

WEED (新装版) (ビーボーイノベルズ)を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

WEED (新装版) (ビーボーイノベルズ)の単行本

WEED (新装版) (ビーボーイノベルズ)のKindle版

ツイートする