WEED (新装版) (ビーボーイノベルズ)

著者 :
  • リブレ
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本棚登録 : 317
感想 : 24
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  • Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862631848

感想・レビュー・書評

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  • 寡黙男×下衆医師
    ある日、若宮は同僚のセフレ医師と見も知らぬ男を拉致して無理矢理3P
    しかしその男は先日病院で亡くなった女児の父親だった。あまりのバツの悪さに謝罪をしようとしてもけんもほろろしかも何かと運悪くかえって迷惑をかける始末。
    冷静に拒絶されていたはずが思いもかけずやっと向き合ってくれた岡田に若宮はどハマりする。何をやっているのか、常に気になって束縛しまくる。それに岡田も応えてくれていた。
    しかし気持ちか膨らみすぎるあまりに岡田に近づくもの何もかもが許せなくなっていき…

    まぁ下衆な遊び人が本気で恋愛にハマった話。
    しかも相当な束縛。相手はあんまり言葉とかには表さないけど、かなり溺愛してくれてると思うんだけどねぇって話

  •  強姦しようぜ!で3P始めた谷脇がキャラ立ち過ぎてて笑うしかなかったです。
    受けが攻めに「なんでお前働いてるの?」って言ったときもかなり笑えました。お前もたいがい人間性が欠落してんな!wwと。

     従順で絶対の愛を寄せてくれて裏切らない攻めは好きだけど、
    受けがヒステリックでドコガイイノー?でもこの作品終始笑えるしギャグ小説だからいいのかー?となんか毛色が違った感じでした。
     自分で自分が愛せない受けは、攻めの愛を試し続けるってことで、安定を図ろうとしてるどうしようもなさを、
    谷脇とどっこいどっこい若宮もダメな人だって認識して読めればケラケラ笑って読めるかもです?
    谷脇が当て馬のくせにラスボスすぎて受けが小物に見えてしまってなんかもう、谷脇に全てもって行かれてしまうくらいインパクト強かったです谷脇。
    岡田も好きだけど!

著者プロフィール

高知県生まれ。1995年「眠る兎」でデビュー。不器用でもどかしい恋愛感情を生々しくかつ鮮やかに描き、ボーイズラブ小説界で不動の人気を持つ。『箱の中』と続編『檻の外』は刊行時、「ダ・ヴィンチ」誌上にてボーイズラブ界の芥川賞作品と評され、話題となった。ほかの著書に『秘密』『さようなら、と君は手を振った』『月に笑う』『ラブセメタリー』『罪の名前』など多数。

「2022年 『コゴロシムラ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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