薔薇の瞳は爆弾 (ビーボーイコミックス)

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  • リブレ出版 (2008年12月10日発売)
  • Amazon.co.jp ・マンガ
  • / ISBN・EAN: 9784862635143

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薔薇の瞳は爆弾 (ビーボーイコミックス)の感想・レビュー・書評

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  • おもしろ~い。さわやか王子様とドM男(でもオレサマっぽい)の恋。笑った!

  • 表紙がポップ路線だったので、若干何(少女漫画的BLな革命とか)が起きたんですか!?と思ってしまったのですが、中身は思ったより相変わらずな感じでした。
    依然として凝ったアプローチではありました。このハイセンスどこから生み出してるんだろうって毎回思う。
    けれど、やっぱり合わない人には合わなさそう。ヤマシタトモコ作品初読みの方にお勧めするのは避けたい感じ。


    『the turquoise morning』
     はじめ、この方にしては珍しくヒゲが受けじゃないのかと思いましたが、やっぱり違いました。「誰を憎めばいい」で漸く確信。
     アラブ系は難しい。BLファンタジーと割り切って読んだらいいと思うのですが、イスラム教は本来同性愛って宗教的に歓迎はされてないので、その辺の葛藤をもっと深く読みたかったかも。しかしそれを描くとヤマシタトモコ作品っぽくなくなりそうなので、このアプローチには納得しました。
     手に入れたいがために相手の死をも望んでしまう感じが病んでます。でもジェド的にはポジティブに終わってるので一応ハピエンなのかも。
     淡々とした描き方が砂漠の砂っぽい雰囲気に合ってました。結構好きな感じのお話。

    『さようならのお時間です。』
     本気で井西先生(フォギー・シーン)のスピンオフだったらいいのにって思いました(笑)
     割りと好きですが、痛々しい話。どっちも僅かの報いしかない。こういうのを中二病っぽい話って言うんだと思います。たぶん。閉塞感が物悲しい。
     浅はかな行動をしちゃって後悔って、よくあることだと思うけれど、それで取り返しのつかないことをしてしまう可能性があることを知らなければならない。戻せる時間は1秒もないって感じの話。

    『ラブる。』
     ほんとに日本語が乱れすぎている。
     友人に言うつもりのなかった想いを告白してしまったゲイの語りがメイン。BLの王道っぽいネタですし、ヤマシタトモコ作品には結構ある題材かと思いますが、ストーリーはかわいいです。
     受けの子は流されノンケ受けという感じ。考えさしてって言ってちゃんと考えるノンケって誠実だな。しかしこの攻め、ゲイ以前に変態だと思う(笑)

    『浮気者!』
     個人的にヘタレ受×ヘタレ受という感じでした。会話のテンポが好きです。描き下ろしも含めてかわいい話。
     浮気性ビッチのしょうもなさがヤマシタさんの描かれるキャラっぽい。個人的に描き下ろしの「てゆかぼくゲイだし」「あっそっかぁ」のやりとりがかわいくてしょうがない。

    『薔薇の瞳は爆弾』
     おもしろかったです。ただのギャグだなって感じなのですが。これ王子(攻め)のほうがドマゾだと思う。見津田さんはドSが振り切れたドМっぽい。
     個人的趣味として性格のいいキャラって萌えの対象じゃないのですが、王子は基本変でおもしろい人だったのでかなり好きでした。
     あとこれ読んで思い出したのが小花美穂先生の「あるようでない男」っていう話(少女漫画)。謙虚な美形って実は苦労してんだな…と、しみじみ。

    『嗚呼ボーイフレンド』
     読んだこっちが「!!?」で度肝スポーンでした。なんで背景のトーン、サジタリウスなの(ばくしょう)
     だからどうしたって感じの話ですが、笑顔にはなれます。

    『絶望の庭』
     文学的というか詩的。
     人間は個体なので100%の理解はできないけれど、言葉というツールで理解し合いたい・し合おうとしている。言葉は簡単にひとを傷つけるから恐ろしいけれど、想いを伝える一番初歩的で需要なツール。と、個人的に読み解いてみました。

  • ヤマシタトモコの漫画を読んでいるとなぜこんなにつまらないのか解明したくなる。手すさびの小説に絵をつけたという印象の漫画。読後感を言葉にするなら「でっていう」

    とにかく同人臭さが抜けない。特にタイトルのセンス、モノローグ、表紙(扉)。表紙とタイトルで売るしかない(中身のない)同人誌の営業手法を引きずっている。
    本編はだらだら続く気恥ずかしいモノローグや冗漫な長い台詞が多く読む気が失せる。絵は整っているが演出技術がなく魅力に欠ける。

    ファンタジーっぽい話を描くと特に浮き彫りになっているがストーリーを設定だけで流してるせいでで核や芯が何も見えてこない。キャラクターカタログというか、「萌え」のメモの切れ端というか、この辺も同人臭い。
    「the turquoise morning」なんか描かない方がマシとしか言いようがない。先のテロ事件をモチーフにしていて普通ならBLに落とし込むのもためらわれるようなテーマなのに、あっさり描いている。描けたのは、モチーフに取り込んだだけで、言いたいことがないからだろう。描いておきながらそれをモチーフにした意味や動機がどうやっても読みとれない。

    この人は衒学的に作品名とか出すの好きだけど本当に本とか映画とかを見ているのか?山田ユギとか今市子とか、映画をよく見ている人の漫画は映画の作品名など一切出さずとも「この人映画好きだな」とすぐ分かる。ヤマシタトモコからはそういう物語のいい匂いが漂ってこない。メニューのレプリカ。
    この人に期待している物は特にないし、さして評価もしていないが、ついどこがそんなにつまらないのか不思議に思って読んでしまう。

  • 最初の二話
    『the turquoise morning 』
    『さようならのお時間です。』
    の衝撃が強すぎて呆然とした。
    え、これは何。BL? 前者はまだ突き抜けてるからいっそハッピーと言えなくもないが、後者なんて救いの欠片もない…!と思ってたら後書きでこれでもやわらかくしたと書かれてて戦慄したよ。ふおお。でもすごく心にざくざく来た。これはしばらく忘れられないと思う。ふおお。

    と最初でぼんやりしていましたが、その後は普通に甘いBLでそのギャップにまた呆然。
    よくこんなテンション違うの描けるなこの人……!
    王子とドMな人はギャグにしかならないw王子花背負いすぎ!右はオープンMすぎ!
    ボーイフレンドはBLの王道的友情→愛情の発展パターンを踏襲してなくて、でも確かにこんな感じでいってもいいよなぁと微笑ましくなったり。どっちがどっちか全然分からないけど、あれは確定する必要ないだろうな。

    電車の中で妄想して「エスパーがいたらどうしよう」ってのは私もよく考えます!そういう時はまず最初に頭の中で「今から妄想するのでエスパーの人は注意して下さい」と一方的に宣言してから妄想すればOKですよきっと☆(……)

    なかなか印象に残る話ばかりでよかった。
    他の作品も機会があれば読んでみたい。

  • 表題作、「薔薇の瞳は爆弾」スッゲー強くて性格悪い(もしくはS)なのに性的にはドMって超好みだ!!!
    こんなに強くて優れてる人を組み敷いてあれこれするってのが良いのかも。
    受けが遊び人もしくは超絶モテるってのも好き。
    「絶望の庭」
    「…表面だけだって優しくするのは悪いことじゃあないのにね」「…悪くなきゃしていいってことじゃないわ」 …うーむ、深い。(よくわからないがww)

  • 最初、死ものが続くので、ドキドキしますが(割と好き)、表題作とかキラキラだし、キラキラ過ぎだし、王子キャラにときめくとか珍しい。

  • 1冊でいろんな種類の短編。面白いのもあったけど、私にはちょっと理解できないものや、最後までシリアスな内容のまま終わったものとかあって、個人的には他の作品のが好きかな

  • 「薔薇の瞳は爆弾」というタイトルがいい。内容もいいけどタイトルが最高。

  • 短編集。
    随分と重い話から始まり、ぐっと引きこまれたところで、「薔薇の瞳は爆弾」で爆笑させてもらいました。
    でも一番笑ったのは、「嗚呼ボーイフレンド」。これは、このなっがいモノローグは、読ませるためのものなの?笑 読むから面白いんですけども!主人公の思考の飛躍の仕方がネガティブで面白いです。思わず笑っちゃう。
    電車の中にエスパーがいたらどうしようって、それ、私も考えたことあるw

  • とにかく好き、大好きすぎる一冊。「薔薇の瞳は爆弾」を読んだ時に衝撃が走りました。会話のテンポと台詞もお話の流れも心理描写も素晴らしいセンスで気付いたら私もすっかり蓮水くんに矢でぶち抜かれてました。おかげでヤマシタさんの描くBLで一番好きかもしれないお話になりました。他のお話も全部好きでヤマシタワールド全開詰め合わせって感じです。馬鹿で愚かで可愛いなあと思える素晴らしい一冊です。

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