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- / ISBN・EAN: 9784862635143
感想・レビュー・書評
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明暗多岐に渡る短編集。短編なのにそれぞれキッチリまとまってるのは流石で尊敬。
タイトルがギャクっぽく、表紙絵もピンクの薔薇だし『おもしろいやつ』と思って読み始めて、1作目に衝撃を受け考えさせられ、2作目に『あれ?おもしろいやつではなくて???』となり、3.4.5.6作目に『あ、やっぱりおもしろいやつ〜』と楽しく読んで、7作目でまた考えさせられるという… ジェットコースター的な一冊でした。
作中にも後書きにもあった『電車の中にエスパーがいて考えが全部読まれていたらどうしよう、死ねる!』に超共感!!電車に乗る度に一度はそれを考えるし、死ねると思う程度にロクナコト考えてない自分…でも多分そうは見えないだろう自分…腐女子という言葉が世に蔓延る前から隠れソレだった自分…
エスパーイタラコワイヨ…………詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
おもしろ~い。さわやか王子様とドM男(でもオレサマっぽい)の恋。笑った!
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最初の二話
『the turquoise morning 』
『さようならのお時間です。』
の衝撃が強すぎて呆然とした。
え、これは何。BL? 前者はまだ突き抜けてるからいっそハッピーと言えなくもないが、後者なんて救いの欠片もない…!と思ってたら後書きでこれでもやわらかくしたと書かれてて戦慄したよ。ふおお。でもすごく心にざくざく来た。これはしばらく忘れられないと思う。ふおお。
と最初でぼんやりしていましたが、その後は普通に甘いBLでそのギャップにまた呆然。
よくこんなテンション違うの描けるなこの人……!
王子とドMな人はギャグにしかならないw王子花背負いすぎ!右はオープンMすぎ!
ボーイフレンドはBLの王道的友情→愛情の発展パターンを踏襲してなくて、でも確かにこんな感じでいってもいいよなぁと微笑ましくなったり。どっちがどっちか全然分からないけど、あれは確定する必要ないだろうな。
電車の中で妄想して「エスパーがいたらどうしよう」ってのは私もよく考えます!そういう時はまず最初に頭の中で「今から妄想するのでエスパーの人は注意して下さい」と一方的に宣言してから妄想すればOKですよきっと☆(……)
なかなか印象に残る話ばかりでよかった。
他の作品も機会があれば読んでみたい。 -
すげー話を描きますね、この人。しかし、最近のこの持ち上げられっぷり、ひところの小野塚かほりを思い出します。彼女のように舞い上がった結果墜落してしまわないことを願うばかりです。
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BLなんだけど、結構露骨な表現もあるんだけど、とりあえずお話として面白い…(^^;。バランスがいいんだろうなと感じます。
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表題作、「薔薇の瞳は爆弾」スッゲー強くて性格悪い(もしくはS)なのに性的にはドMって超好みだ!!!
こんなに強くて優れてる人を組み敷いてあれこれするってのが良いのかも。
受けが遊び人もしくは超絶モテるってのも好き。
「絶望の庭」
「…表面だけだって優しくするのは悪いことじゃあないのにね」「…悪くなきゃしていいってことじゃないわ」 …うーむ、深い。(よくわからないがww) -
最初、死ものが続くので、ドキドキしますが(割と好き)、表題作とかキラキラだし、キラキラ過ぎだし、王子キャラにときめくとか珍しい。