COLD FEVER (新装版) (ビーボーイノベルズ)

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著者 : 木原音瀬
制作 : 祭河 ななを 
  • リブレ出版 (2009年3月19日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (302ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862635501

COLD FEVER (新装版) (ビーボーイノベルズ)の感想・レビュー・書評

  •  COLDシリーズ三部作の完結編。
    作家さんはこの最後の話が書きたかったと後書きに書かれていますが、もう壮絶です。

     1巻2巻の葛藤や優しさ積み上げてきた時間と贖罪が、全て無に帰して再スタートwww
    鬼畜い。すごく楽しかったです。ここまでひどい透再臨が感動的ですらあった。

     でも殴られてる様がとても痛かったです。
    幼い頃の罪悪感と、6年間の幸せな思い出があれば耐えれらるの?
    透は透で変わりないけど6年間の透じゃなくて、同じ人間だけど別の人間だった同じ人間を3回も愛せるし愛し通すって言うのが感動的でした。
    藤島は殺されてもいいって思ってたんですよね。自分の持ってるもの全て捧げるつもりだったんですよね。すごいな。

     透の心境が変化していくのが気になって仕方なかったです。もう一回読みたい。
    幼い頃の透も、6年間の透も、殴る透も、本質は同じだってのは最後で表現されていて素敵だったけど、それを最後まで耐え続けた藤島がすごい。
    どの透好きだけど!!透が捨てられないか心配したよ!!
    捨てる気など毛頭なかった藤島がやっぱすごい。

  • 前の2冊からの素晴らしい裏切り展開。記憶喪失モノ好きですが木原先生が書くとこうなるのか!!最後の同窓会シリーズのCPとのリンクも、もう流石としか言いようが無いwとてもヘビーな過去を背負った二人がこれから幸せであります様にと願ってしまう。私は本来の透の方が好きなんだが、読了後、6年間の透が存在を強制消去された様な印象を受けてなんだか切なくなりました。

  • コールドシリーズの三部作最終巻です。
    とにかく辛くて泣けます。
    透の苦しみも、藤島の辛さもどちらも胸に刺さります。
    前半は辛くて痛くて泣けます。
    それにしても透がヒドイ。でも、苦しんでる様子を見ると、単にクズとも思えない。。
    ただ、最後は、あまり幸せだったといえない二人の人生がやっと穏やかに、幸せに二人で寄り添って生きていく様子が描かれてるので救われます。

    このまま、コールドハートシリーズに進むのですが、透をはるかに凌駕するクズキャラが出てきます。
    そちらでも二人のその後が読めるのがとても嬉しかったです。

  • 完結。
    透の記憶が戻り、藤島との関係がリセットされる。
    収まるところに収まって、よかった。

  • 1巻、2巻と読んで、勿論良かったけど木原さんらしさは感じず、木原さんらしい展開がくるのは記憶が戻ってからだろうなと思っていたけどほんとに痛かった。

    谷口と黒川の二人可愛い。

  • 木原さんの小説を読むのはこのシリーズがはじめて。
    読み始めたら、痛いのに読むのがやめられなくて一気最後まで読みました。
    透の気持ちも、藤島さんの伝播してきて、涙涙でした。

    さいごも、ある程度はハッピーエンドだけど…
    このあとの二人も続きが見たいなぁ。

  • 読み終わってしばらく胸がいっぱいでした。透が記憶を取り戻したけど、藤島さんと暮らした6年間を忘れてしまって…。藤島さんにふるう暴力が痛くて痛くて…暴力だけじゃなく透の心も痛かった(;∀;)透が少しずつ自分の心と向き合って、共依存のような形になって。この二人はお互いに必要なんだなぁとしみじみ。同窓会の二人はこう繋がってくるのか、と。最後のポートのおじさんとおばさんの所で不意に泣いた。

  • 一気読み。
    COLDシリーズ最終巻。
    出だしっからキツい。前の2巻が意外と仲良しこよしだったなだけに。
    終わり良ければすべて良しかな…やっぱり木原音瀬は痛い。

    同窓会シリーズは本編とからまないのかなーと思ってたら、こうくるか、オモシロイ。

    木原音瀬さんは、卑屈さを描いたらピカイチ。こう執着心とか。そこがよくて、そこがちょっと苦手だったり。
    これは意外と大丈夫だった。
    やっぱハッピーエンドで終わるのがイチバン!

  • シリーズ完結。
    失っていた記憶が突然戻るが、同時に記憶喪失の時に築いた6年間(前・前々巻)を失った。
    恋愛こじらせるとここまでダメになれるのかというか、救いようのないのが愛なのか。同窓会シリーズと絡んだ短編もよかった。

  • 途中読んでるの辛くなったけど読み終わっても余韻にひたれるシリーズ。
    シリーズもので小説だけど読み返しちゃった。
    大好き。

  • ネタバレあり




    元々ドラマCDのほうを勧められて先に聞いて、うおおおおおおこれはこの後の話も知りたいいいいいいいいと思ってCOLD FEVERのみ購入して読みました。
    そういうちょっと邪道な読み方をした、という前提で、の感想です。
    前作・前前作はわりと甘い、辛いことがある中にも透のわんこっぷりにいろんなことが救われているような作品でしたが、それがこの巻で一気に逆転。
    とにかく何もかもが裏目に出るし、透も藤島も二人とも傷ついて、泥沼にもがいて、それでもうまくいかなくて、の嵐。
    とにかく読んでて、つらい、萌える、つらい、とゴロゴロしました。
    ドラマCDを聞いているだけではちょっと意味の分かりにくかったラスト近くの首絞めシーンも、小説で読むとつらく、ぐっときました。
    透がとにかくかわいそうでかわいそうで、もちろんDVとか悪いこともしてるんだけどそれをおいても可愛そうで萌えてゴロゴロ(エンドレス
    ドラマCDのほうだと、少しヤンデレ気味というか、歪んだまま終わったように聞こえましたが、原作を読むと、ラスト前やラストシーンで藤島が置いていかないと言った時、もうすでに透は救われていたんだな、という風に思うことができました。
    とにかく読んでよかった。

    つっこみたいところはいくつもあるけど(最終的に二人の罪はそれぞれ何も解決してないとことか)そういったことを抱えたまま、少しずつ幸せになっていく二人が想像できてすごく良かったです。
    これ読んだあとに前作二冊も購入しました。全部買ってよかった!

  • 自分が「シンプル」って表現する時は、感情や心情の吐露をくどくど書き込み、如何にここへ辿り着いたかを誇張して書いてない、と言う意味。感覚的に書かれているにも関わらず、読み手の理解力を喚起し易い、と言う意味なので、言葉ままの印象の「単純に書かれている」ではなく「簡潔である」って事…木原作品のぶれないとこはここじゃないかと思う。木原さんは「惨めな様」を書く時も盛らない。ここに感情移入をしてしまうと「辛い」と感じる人もいるだろうが、描き方は物凄く客観的なんだよなぁ。記憶を取り戻した透に蹂躙される藤島の惨めな様が実に惨めなんだが、一つも不幸に酔い痴れてない。

  • 前に読んだ話なのでどの巻がどの話だったかうろ覚え・・・・・・なのでまとめてレビュー
    痛面白い話でしたがやっぱり痛い。

  • 2012年11月

  • 記憶喪失だった6年間の透も、その6年間の記憶をなくした代わりに記憶を取り戻した透も、全然違う性格なのに、結局同じようなことに悩んで、同じ男に頼り、男を好きになっている。
    結局はどっちの透も同じ人間だったんだなあと思ったら、ケーキを作っていた透が戻ってこないのが釈然としなかった気持ちも少しだけ和らいだ。
    書き下ろしの嫌味くさい黒川かわいい。

  • シリーズ完結作品。

  • 透が記憶を取り戻したのは事故から6年後という長い時間が経てからでした。恋人であった藤島との関係がどうなるかはもちろん見所なのですが、私としては、透が記憶をなくす以前の自身と記憶をなくしてからの自身の周囲の人間環境の変化に戸惑う描写に、とても引き込まれ、BLというジャンルに関係なく感動しました。
    最後にはSLEEPから続いていた番外編の谷口と黒川の話も、藤島と透の話に上手く絡められていて、とても楽しかったです。終いには、黒川があまりにも谷口を愛でるものだから何故だか読者である私まで谷口が可愛い人に見えてくる始末でした(笑)
    木原先生の作品のキャラは攻めも受けも両方可愛くて本当に良い意味で困ります!

    こんなにだらだらと個人の感想を連ねていて最後にこんなことを書くのもなんか可笑しいですが、記憶を取り戻してからの透は最後まで藤島のことを「あんた」などと、どこか他人行儀な呼び方をしてますよね?
    この距離感に透がまだ藤島のことを信用したいけど完全に信用できていないという心情が表れているようで、とてもいい演出だと思いませんか?
    あくまで私個人の独断的な感想ではありますが、人によっては捉え方が違いますし、いろいろな方の感想を聞いてみたいです!
    コノハラーもっと増えろ(笑)

  • DV描写が痛くて生理的に苦手だと思った。
    写真を捨てられるところが可哀相でしかたがなかった。
    おもしろかったはおもしろかった。
    しかし終わり方までつらい。
    うーむ。美しいことよりはこっちのほうが刺さった。
    でもつらい。
    私がBLに求めているものとは違うが、迫ってくるものがあったのでいい作品?というか、意味のある作品だと思う。

    後日談として収録されていた話を読んだ。
    かなり気持ちが救われた。読んでよかった。

  • このシリーズの何が痛いって、この3作目を書きたいがために
    前2作があったんじゃないかってとこです。
    そんな最終巻は、なんのきっかけもなく、ある朝目覚めると、突然透の
    記憶が6年前に戻ってたってところから始まります。
    6年間透を通して、全ての人間が自分を見る。
    22年間、どんなに頑張っても手に入れられなかったものを、6年間の透は
    全て手に入れてたという事実。
    記憶が戻ってきた透を必要としている人間はいなくて、唯一そんな透を
    受け入れていてくれただろう藤島ですら、『6年間の透』を自分の先に
    見ていることに、透は耐えられなくなっていきます。

    もう、読み進めるのが苦しくて苦しくて、最後まで胃の腑がせりあがる
    みたいに心をじくじくさせながら読みました。
    いつも2巻までは読めるんだけど、この巻ばっかりは気合いいれないと
    読めません。

  • ひたすら痛かったです…。けど、創作物としては十分楽しめます。人間って、こんなになっても…やっぱり好きになるものなのでしょうか。

  • 完結。

    追加要素目当てで新装版購入。

    著者がこれを書きたかった、というラスト。
    木原作品にしては痛さが軽いと言われるこのシリーズですが
    ベタな記憶喪失もやはり木原さんにかかるとこうなるか、といった部分も。
    前二巻にはなかった痛いシーンあるので苦手な方は注意。
    でも三巻全部読んでこそのCOLDなので。
    記憶なくしてた時の透とみた未来があったからこそ、過去だけに捕らわれず今の透とも向き合えて
    なにをされても藤島が逃げなかったから透も藤島と向き合えたのかな。
    喪失と再生を繰り返したその先を・・・・・・

  • ドラマCDを聴いて購入。今は手に入れられない特典CDの原作(本編の後日談)が読めるということで、この巻のみ手にしてみました。
    大変よかったです。

    本編は容赦のない展開が多く、正直なぜこの作品に手をだしてしまったのだろうと半ば後悔しました(でも二人の行き着く先が気になって気になってやめられず……)。本編の終わり方もこの苦しい愛の物語にふさわしい痛みを伴うようなもので。

    そんなわけで、静かに日々を重ねていく二人の姿が描かれた後日談には本当に救われた気持ちになりました。
    この作品が読めてよかったです。

  • 涙が溢れて大変だった。穏やかな日々を送る二人が見れて嬉しい。再生が見れる最終巻が一番好き。

  • イヤな予感が当然といえば当然、大当たりな木原作品「COLD」最終巻。

    透の記憶が戻ったところから、怒涛の幕開け。大体予想はついていたものの、悲惨極まりないストーリー展開です。
    透の記憶が戻っただけならまだしも、二人で過ごした蜜月の6年間の記憶が消えているのがつらすぎでした。

    もう、何度読み返しても涙がとまらない。
    DVシーンも壮絶。でもこんなシーンはあるような気がしてたから、覚悟して耐えて読むことができましたが。
    消えた6年間はつらかった。透もかわいそうだし、藤島もかわいそうすぎ。あの2巻目の幸せな二人の時間を思い出すと、胸が引き裂かれそうになるあたり、木原センセの手口?に思い切りのせられてしまった感しきりです。
    写真を処分した透の複雑な想いも理解できるし、処分されてしまった藤島の喪失感も辛すぎて。こういう痛い場面が次々でてくるので息苦しさMAXになります。なかでも、「助けて…透」と藤島が口走った時、それが今の自分にではないと透が気付いたところ、痛いなんてもんじゃなかった。もう号泣。

    愛している、必要としているから、憎みきれない捨てきれない。錯綜する二人の心がせつなくて熱くて、感動です。
    二人一緒に少しずつ、魂の再生していくであろう予感が救いかな。

  • COLD最終巻です。

    くはーヤラレターーーっ!!
    思わずそんな言葉が漏れてしまうくらいに
    最終巻はグッサリとやられてしまいました。
    記憶を取り戻した透。
    記憶をなくしている間の出来事と
    取り戻した記憶と…。
    藤島がなぜあそこまで耐えられるのかを考えると
    本当に切なくて涙してしまいました。

    SLEEPでは盛り上がりに欠けて
    自分的に読み進めるのが遅かったのに
    この巻はサクサクと。
    それだけ惹きつけられたという。
    こういう苦悩の末の切なさは好きです。

    ところで、例のシーンは何度読んでも
    ギャーーーとかって思ったんですが
    他の方もそうなんでしょうかね。
    いやー…きっとごっつー痛いんじゃないかと。

    同人誌からの収録作品には思わず笑う。
    黒川に笑う。可愛すぎる(笑)
    皆幸せそうでよかった。

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