コイノヒ (CITRON COMICS)

著者 :
  • シリカ編集部
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本棚登録 : 184
感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862639813

感想・レビュー・書評

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  • 男子寮同室の恋愛至上主義先輩と恋愛に興味のない少年
    「コイノヒ」
    「婚前旅行」
    「サマータイムアゲイン」
    「春威少年の恋と反抗」

  • キャラの行動についていけない…。

    一話目は一転二転三転、受けの裏切り、攻めの裏切り、もう二人してなんなの~最初のほのぼのはどこへ逝った…。これは何となくネタバレしたらこの話そのものの存在価値がなくなる気がする…。ミステリものとして読めば大変読みごたえがあったです。

    幼馴染みの話が一番、キャラに親近感が沸いた。といってもこちらもシリアスもの。親の裏切りを子供たちに背負わせるのは頂けない。この作者さんはこういうのが多いので、意図して描かれているのは分かるのですが…。この秘密に縛られる高校生二人、という相関図は大変惹かれました。
    表題作の寮もの…。分からん分からん…。何で受けは恋人を複数持つのか?受けにキスされた兄さんの行動も分からん。心理描写が難解すぎた~。

  • 後輩×先輩

  • この人の作品は初めて読みました。
    短編集なんですがトラウマを描く人なのかな―とか色々考えたり
    でももうちょっと話は煮詰めて欲しいかも。
    作り込むところが独りよがりと言うか

  • 糸井のぞさんの初コミックス。 表題作+読み切り数作。
    表題作はスゴい掴みどころのない話だった… しかも左右が思ってたのと逆でビビった(笑) オマケの4コマがないと、結構描き逃げみたいな印象かも。

    そして一番好きだったのが、冒頭に入ってる『婚前旅行』 なんだコレ描きだしを裏切る内容だな!
    でも凄く好き。 道徳観に苛まれて苦悩する姿見るのもBLの醍醐味だけど、ここまでエゴイズムを描き表すのも素敵だ。
    タブーネタ込みなので苦手な人もいるだろうし、急展開に置いてきぼり感があるかもだけど、その翻弄されっぷりに快感を覚えた私は多分M(´・ω・`)
    同士求ム(笑)

  • 一作目、不倫もので、途中説明がつかないところがあり、消化不足でした。
    盛り上がっているシーンとか雰囲気があってすごいので、
    お話の背景がよく決められていない?のが残念でした。

    他に、幼なじみの短編と、女装っ子の短編。
    幼なじみは恋愛にもっていくのが苦しかったですが、
    女装っ子は可愛さが滲み出るような絵で、
    物事が全部がうまくいくわけではなく、
    恋愛を匂わす感じで意味深に終わるのがちょうど良かったです。

    表題の連作は、プレイボーイと思いきや、
    相手に捨てられ続けている高校生のお話です。
    雰囲気のある大人っぽいメガネのお兄さんだけど高校生です。
    主人公はこの人と同室の子供っぽい描かれ方をした男子学生です。
    火は、誰かを本気で手に入れたいと思う燃えるような気持ちかと思いました。
    主人公はそれまで人を好きになったことがない子供だったということで。
    周りの人は本気の恋愛をしたので満足しているのかと…

  • ズルイ、ズルイ男だよな旭。
    何も言わなかったんじゃなくて、言えなかった清見を解ってたのに。

  • 短いお話が3つと表題作3話+描き下ろし
    短編が急展開であるのはもちろんで、起承転結スパーンと潔い終わり方か、起承転・結はご想像にお任せしますよ〜な余韻の残る終わり方か、この作品の短編は後者の方だと思うんだけどけっこう尻切れとんぼなかんじ
    や、短編ならわたしも後者がすきなんだけど、もうちょい、もう少しだけ、つづきがよみたかった……!
    でもでも、表題作がとてもよかったので間をとって星四つ
    描き下ろしもかわいらしかった!
    絵と言葉との全体の雰囲気にじわじわ〜っとくるものがあるので、これからこの作家さんの作品をよむとしたら長編をじっくりとよみたいなあ

  • 携帯マンガで読んだ作品の余韻が、凄く良かったので、糸井さんのコミックスだ~と購入してみれば、よくわからんお話でした。好みじゃないです。

  • よくわからーん!まぁシトロンだしね、甘い話とかは期待してなかったしね、とても予想通りの話でしたけども。ちょっぴりサブカル系というか耽美というかJUNE風味というか。甘くくっつく話はない。強いて言えば表題くらいかな。好きな人はものすごく好きだろうなという話。嫌いではないけど雰囲気で誤魔化されてる部分があって好きでもないです。普通。結末まで描かないずるさみたいなのはあるよね。そこがいい、美学て事なんだろうけど。女装の子との話はきっちり結末まで描いてみて欲しかった。面白かっただけに。あの難しい設定できちんと2人をくっつけるとこまで描いたらものすごい力量だなと感心したと思います。手前だから、サブカルの王道だなー普通ーて感じ。
    一話目の話は意外な展開というか事実はあったけど、不倫が好きじゃないせいもあるけど、酔ってるなぁという印象でした。登場人物が。いい歳した妻子ある男が、妻子は一切関係ないだろってのに引っかかる。恋愛、においてはそうだろうけど人としては子供か!と言いたくなりました。恋だから、で済ますにはなんだかなぁ。まぁその手前もかなりずるかったけど。
    タイトルにもなってる火がよく解りませんでした。抽象的ー。火を見たから落ちたの?火はなに?感受性豊かじゃないと厳しい。

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著者プロフィール

7月31日生まれ。2010年、「Citron」(リブレ出版)にて『婚前旅行』でデビュー。女性誌、青年誌で活動中。主な著書に、『わたしは真夜中』(幻冬舎コミックス)、『真昼のポルボロン』(講談社)、『最果てから、徒歩5分』(新潮社)などがある。三度のご飯が好き。

「2022年 『僕はメイクしてみることにした』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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