犠牲獣 (ビーボーイノベルズ)

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著者 : 桑原水菜
制作 : 佐々木久美子 
  • リブレ出版 (2011年7月19日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (230ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862639837

犠牲獣 (ビーボーイノベルズ)の感想・レビュー・書評

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  • ハッピーエンドよりも、どこか読者に投げかける系が好きな私には、とても拍手喝采な作品。
    最初は妙な振り仮名に苦戦してしまい、「これに見合うだけの世界観、物語なんだろうなぁ?」と脅しをかけていたのですが、見事な世界観と物語です。
    特にお互いが愛し合い、求め合うさま。そしてそれを見る第三者としての二人の数日間。どれもこれもがドラマチック。なよなよした人間がおらず、生きること愛すことを全身で過ごしたのがよくわかりました。

  • 桑原さんが好きで。

    大国ムタル。十二年に一度の特別な夏至、太陽神に心臓を捧げる「聖なる心臓」の主を選出するために、球戯が行われた。生贄に選ばれたのは、以前暴虐王バフラムに国を滅ぼされた王子・サク。復讐のために彼に近づいたが、「生贄として心臓を捧げるまで、王と交わる七日間」が始まって・・・・。

    急所を急所で攻撃するあたりが。
    エロだけで終わらない感じが、さすがですなぁ。

  • 号泣の作品。
    破滅の愛…でも、結末は読者に委ねられているので、大ドンデン返し!ってなることを妄想します。

  • 桑原先生の作品はいつも破滅型の恋愛で、面白いんだけどやるせない。

  • 初BL作品…?(。・ˇ_ˇ・。)
    ある意味桑原作品らしい内容。
    ペーパーのちんすこうは余りにもふざけてて吹いたww

  • さすがというかやはりというか……桑原せんせい、濃いですね!笑

    結末は読者のご想像に、という終わり方ですが、だったら思いッきり幸せな想像をしておきます!

    まぁ一度しか読んでいないので読み落としも多々あるかもしれませんが、個人的にこの二人は幸せになれるのではないかな、と読んでいて思ったところがあるので。

  • 初BL…なの…?まぁそれは置いておいて、好き嫌いがわかれそうな作品ではあるけれど私はラストも含めてすごく好き。ある意味とても幸せなラストだと私は思う。

    桑原先生は、孤独な魂をもつ2人が愛憎の狭間で惹かれ合い求めあう、という展開がつくづくお好きなんですね私も大好きですありがとうございます!

    しかしとうもろこし…(そしてちんすこう……)

  • 泣きました。壮絶な話だった。

    あらすじや試し読みを読んだ時点で、結末はひとつしかないじゃないと思ってた。判った上で読んでいたはずなのに、解っていませんでした。
    生贄の本当の意味。今、本当に王の心臓になったんだということ。こんな苦しい犠牲の上にしか、世界は在れないのか。


    本編は前半で終わります。そこまでで、完璧に、完全に、完成されてしまった話だったので、残りはどうするんだろうと思いました。蛇足になるのではないかと。同じ結末へと向かって行く、本編で描かれなかった隙間を埋めるその時間しかありませんでした。2つ話が入っていて、そのどちらも。
    2つ目の話は側近視点で、それがまた胸の苦しみを増させるものでした。それでも出会えたことが幸福だなどと言えるのだろうか。サクはたどり着いたと思う。でもバフラムは…解りません。泣きました。苦しい。

    BLと言うにはイメージが個人的には違うし、愛かどうかはわからない。だけど確かに、孤独な魂の愛の話だったと思います。

    あとがきを読むまで、全く可能性には思いも及びませんでした。はっきりとしたひとつの結末として受け取っていたので、あとがきを読んで目から鱗。やっぱり自分の中では最初に読んだ結末から変えようはないけど、それでも夢を見る事は出来るのかと、少し救われた気がしました。

    表現方法や文章は時代を感じるし独特な部分もあって、その部分だけをクローズアップしたら笑えるところもあるけど、話に引き込まれてそれどころじゃなかったし心理描写や引き込み方、熱、温度はやはりさすがだなと思いました。

    挿絵。佐々木さんはどんどん絵が変わっていて前の方が好きだったのですが、この本に関しては佐々木さんしか考えられないなと思いました。それも今の絵の佐々木さん。表紙の迫力。中の絵も。雰囲気がこれ以上ない程に合っていたと思います。

    レーベルがビーボーイだしそういうの求めて買うと少し違うかもしれません。

  • (あらすじ)
    「憎むべき敵に抱かれる気分はどうだ」
    最強王国の暴虐王バフラム。
    彼に祖国を滅ぼされた王子・サクは復讐のため、
    祭祀の生贄としてバフラムに近づく。
    しかしその思いを遂げる前に、サクはバフラムに捕まってしまい、
    屈辱のうちに犯される。
    生贄として心臓を捧げられるまで七日毎晩続く陵辱…。
    だがサクはバフラムの孤独に気付いてしまい!?


    (感想)

    アカブ・バフラム(滅ぼした王)×サク・ハサル・チョク(滅ぼされた王子・生贄)


    はい、内容はあらすじ通り
    滅ぼした王×滅ぼされた王子(生贄)のファンタジーものです。

    生贄にされるまでの7日間に揺れ動く2人の想いが書かれていて
    だんだんと感情移入していき、さあどうなる?!
    と、最後の場面を自分で思い描きつつページをめくるとっ!!

    「何ですとーっ?!」

    最終的に生贄を誰にするのか?
    相手か?自分か?それとも互いになのか?
    いやいや案外2人以外の生贄が?!
    とかの数パターンを勝手に予測してたのですがっ、

    ああっ、私の嫌いな読者お任せパターンに終わってるし(@@;)

    でも本編が1冊の半分のページ数で終わってたので、
    残りの半分で後日談が書かれてるのかと期待して読んだのですが…
    そんな訳もなく視点違いで書かれてただけでした。
    残念!!

    読者によって終わり方が違うのも、それはそれでいいのですが、
    白黒ハッキリと付いてる方が安心して読める私には、
    (それに対して「何でだよ~っ」って思ったとしても)
    モヤモヤと残ってしまう作品でした。

    モヤモヤしたから★四つ(笑)

  • 帯の煽り文句「桑原水菜×初BL」に店頭で何のジョークだろうと思ってしまいました。笑わせんで下さい。
    終始ときめきとおかしさが危ういバランスで推移し、正直なところ後者がやや勝り気味だったのですが(とうもろこしとか)さすがの力技でグイグイ押し上げられ、楽しく読めました。
    ラストは読者の想像にとのことでしたが、これは普通に結末が決まっていたような

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