シンクロニシティ 未来をつくるリーダーシップ

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制作 : 金井壽宏  野津智子 
  • 英治出版 (2007年10月2日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862760128

シンクロニシティ 未来をつくるリーダーシップの感想・レビュー・書評

  • No.473
    全く予想外の内容だった。シンクロニシティに関するビジネス書と思ってたんですが、著者の体験を通して、なぜシンクロニシティが起きるのか?を伝えてくれる本。
    そのシンクロニシティが現れる瞬間には、涙がにじんだ。

    予測される奇跡は自らが引き寄せるもの。それは同時に仲間の奇跡も呼び寄せる。それが交わった時、シンクロニシティが起きる。

    シジュウカラとハトの会話が印象に残った。
    「ひとひらの雪はどの位の重さがあるの?」
    「雪の重さなんてない。」
    でも、枝は折れた。

    もしかしたら、あともう一人だけ誰かが声をあげれば世界に平和が訪れるかもしれない。

    そう、だから声をあげてみよう。

    関連書籍
    ダイアローグ
    学習する組織
    神話の力
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    U理論

  • 『自分はより大きな全体の一部であると信じて行動し、その一方で柔軟さや忍耐力や鋭い認識力を持ちつづけると「手に入るなどとは誰も夢にも思わないような、あらゆる種類の思いがけない出来事や出会いや物質的援助」が手に入るようになるのだ』
    仕事をしていると、どうにも手詰まりだというときに何かの拍子で一筋の光明が見えたり、仕事上で難しいスケジュールでも会いたいと思ったお別れの最期の場面にうまく遭遇できたりする。そういった奇跡の存在は実感としてある。
    意図して奇跡を起こすのはむずかしいが、やり方ではなくあり方と、「存在している全体が明らかになるように待つ」ダイアローグが奇跡をあてにしてすすめる鍵かも知れない。
    『つまづいたときこそ、宝物がある』(ジョーセフ・キャンベル)も職業柄納得の一言。

  • ウォーターゲート事件で大統領を提訴したことで知られる弁護士の息子である著者が、この事件がきっかけで「社会性のあるリーダーを育てる」というライフワークに目覚め、その後の人生において起こる様々な「シンクロニシティ(共時性)」と、そこから派生するこの世界についての様々な示唆を著した本。

    この内容に「シンクロニシティ」を感じたことが無い読者が接したとき、果たしてどのような印象を持つだろうか?

    偶然、自分が望んだような結果が次々と起こる…これはかなり神秘主義的に捉えられることが多いのではないか。

    しかし本書では学術的な立場からこの現象を研究している人物も数多く登場し、皆一様にこの現象の重要性に賛同し、また導かれているとも言う。


    理論的にはユングに端を発してはいるが、はるか以前から認識されていたこの現象に至るための条件は何か?
    本書ではその分野に関する知識についてはまだ石器時代にあるとされているが、「この世界に関する無意識の前提を崩す」「一心に求める」などいくつか得られる示唆はある。

    シンクロニシティを得てこの本に出会い、日々シンクロニシティを感じている自分としては、ライフワークである「自己実現・自我の確立」とこの概念は切っても切れないものであると確信している。

    また出典は示されていないが、バーナード・ショウの以下の言葉はまさに至言で、人生を賭けるに値する目的であるといえよう。

    「これこそが人生におけるほんとうの喜びである。それは、自分自身がほんとうに価値があると思う目標のために全存在を傾けること。」


    参考書籍:
    「東の大富豪」の教え
     シンクロニシティベースで生きることが人生の成功に繋がることを示した本。やはりこの発想は重要です。

  • 大乗仏教に通ずる点が見られた。

  • 研修の課題本だけど、なぜか仕事での最近の関心事に適合した。これもシンクロニシティか?

  • タイトルからすると、若干自己啓発ネタ満載の『願えば叶う』的な話しと思いきや、骨太なリーダーシップ論で、読み応えばっちりでした。

    著者自身が陥ってしまった罠など、具体的で、そっかあの時にこういうふうに思えていたら、もっと違う結果になってたなと思えることがかなり多くて、自分の思考の癖がよく浮き彫りになって気づきが多かったです。

    自意識が高いのか、調子乗りなのか、自分に意識がいくというか、自我が大きくでしゃばって、大失敗って結構自分は多く、

    自分はすべてに過程に不可欠である、関係するすべてのひとに対して責任がある、すべての人が私をあてにしていると。わたしは、使命ではなく自分に、意識を集中してしまっていた。

    のくだりは、かなりグッときました。

    あと、各章に散りばめられた名言が印象的で、思わずメモをとりたくなるものが多かったのもよかったです。

    あるのは、やり方ではなく、あり方だ。
    -老子

    人々がじっくり考えるべきことは、「何をすべきか」ということよりむしろ「どうあるべきか」ということだ。
    -マイスター・エイクハルト

    著者がたどった足取りが物語形式で語られるので、ストーリーに上手に乗っかれるかどうかで、読み進むスピードが変わってきそうです。自分は割と乗れなかったので、途中から斜め読みになってしまいましたが、名言の引用など必ず目を引くところがあるので、最後までしっかり目を通していくと得るものも多いと思います。

    自己実現とリーダーシップというお題目で、鼻高々な内容になりそうですが、謙虚な著者の人柄が滲み出て、非常に学びの多い内容でした。

  • ビジネス書とスピリチュアルが結びついた本って画期的なんでは。

  • その後も読み続けており、何人もの人に紹介しています。

  • シンクロニシティとは、二つ以上の出来事が重要な意味を持って同時に起こること。一心不乱に打ち込めば、網状に広がる相互作用する要素が、完璧に新しい性質を持つ新たな実在物を生む。納得。

    また、ニンゲンは素粒子レベルではみんな一緒。白人も黒人も黄色人も一緒。隣の佐藤さんもボブも同士、上司も部下も。だから、自分を労るように接するように。外人しかり。未来は世界が完全に融合する。その事を感じながら生きて行こうと思う。

    ジョゼフ・ジャウォースキー氏の自伝だが、読むと何かが降臨するような本。他のリーダーシップ論とは次元が違う。

  • この人も旅に出たんだ。

    ◆学んだこと
    ○世界と一体になる?
    この本の中心テーマ。リーダーとしてのあり方。

    ○シンクロニシティとは?
    2つ以上の出来事が重要な意味を持って同時に起きること。

    アーサー・ケストラー『ホロン革命』より著者が引用。
    テレパシーや透視や予知や・・・シンクロニシティは同じ普遍原理、すなわち、因果律に従う力と因果律に支配されない力と両方を通して作用する総合的な流れが、さまざまな状態の下でさまざまな形をとって現れたものにすぎない」 (P138)

    ○一心に取り組む姿勢の変化?
    意志ではなく意欲から始まる打ち込み方である。・・・そうした打ち込み方の根底にあるのは、運命から離れて遊ぶことを信頼する気持ちだ。 (P278)

    ◆次に学びたいこと
    ○愛について学びたい。まずは、この書で紹介されているフロム。
    ○物理学者ボームから学びたい。
    ○生物学者フランシスコ バレーラから学びたい。

  • ジャウォースキーさんの体験というか、リーダーシップに関する旅について、原体験からさかのぼって書いてある珍しい形のビジネス書。

    一見自己啓発系の本に見えがちだが、サーバントリーダーシップの考え方を
    いかにして志向していったのかという、内面的な動きが著者の環境の変化とともに描かれていることでリアルに再体験できる印象を持ちました。

    「シンクロニシティ」について学ぶというよりも、著書の体験や発想に至った背景をしることでリーダーシップに関する根源的な考え方を学ぶことができた。

    訳書を出していただいた金井先生に感謝の念すら覚える、今年最大の良書です。

  • これも2年前に読んだ本 サーバント・リーダーシップという言葉を初めて知った本。シンクロ 人はこうやって物事をなしえてくんだという物語的な本。ドキドキしながら読んだのを思い出します。

  • U理論のオットー・シャーマー、学習する組織のピーター・センゲとも親交のあるジョセフ・ジャウォースキーの自伝的リーダーシップ論。彼の創った『アメリカンリーダーシップフォーラム』はまさに、アメリカ版BCL!ジョセフ自身が泉さんとダブり、まさに場活本。

    内容は物語的に展開するので、場活の本質を物語を通じて体感できる内容。まさにPAのような本だと思います。

    内容は深いが、文章は物語形式で書かれているので平易に読める。但し、「気づき」「発見」の部分は、まさにBCLを体験すればこそより深く入ってくる、と思います。
    (ノリ)

  • U理論のオットー・シャーマン、学習する組織のピーター・センゲとの親交のあるジョセフ・ジャウォースキーの自伝的リーダーシップ論。
    彼の創ったアメリカンリーダーシップフォーラムはまさに、BCLと酷似。
    ジョセフ自身が泉さんとダブり、まさに場活本。
    内容は物語的に展開するので、場活の本質を物語を通じて体感できる
    内容。まさにPAのような本だと思います。

    のりのり親父

  • スピリチュアルとも自己啓発ともいいがたく、そのどちらでもあるような本ですが、私は、この本を手放し難く大事に読んでいます。あまりに私のなかにリンクする鍵が、つぎつぎ出てくる、魔法の森というかイニシエーションの儀式のための洞窟のようなこの本は、いったい何なのかと思うほどです。物語として読んでいるのですが、献身、責任、行動、などについても考えさせられます。

  • 久しぶりに本に引き込まれた。

    特に後半のシェルのシナリオについては一読の価値がある。
    15年以上前のシナリオが実現している、すげー

  • 原題"Synchronicity: The Inner Path of Leadership"

  • リーダーシップの旅の物語。
    著者は崇高な目標を抱き、そこに向かって一心不乱に旅をする。
    それは、まさしくサーバント・リーダーシップである。
    旅を進めると、共鳴する出会い、同じ目標を持つ人との出会いがある。
    それがシンクロニシティである。

  • シンクロニシティとは、超自然的な現象ではなく、あるひとつの結果であるとする。それは、ある目標に向かって一心不乱に取り組めば、その周囲に「流れ」が生じ、さまざまな作用が自然に生じるようになる。
    目標を潜在意識にインプットすると、人間の脳はそれに向かって勝手に動き出す。これに通ずるものがあるのかも知れない。

  • 状態:古本(線あり)
    定価:1890円
    上海に住んでいる方に、50元でお譲りします!

  • これも「サーバント・リーダーシップ」と同じで、あまりぴんときませんでした。
    作者が悪いのではなく、多分私との波長がまるっきり合わないだけなのだと思う。

  • 辣腕弁護士が妻との離婚からの大きなココロのダメージをうけ、その後にリーダーシップの旅にでていく回顧録。
    今このタイミングでこの本を読んだ事自体にシンクロニシティを感じる。
    まずひとりぼっちになって内省する日々が続く。同世代の人にいろいろ聞くと共通して「豊かに生きる」より「豊かに持つ」にとらわれていて本人も自覚している。死ぬ事は恐れてなくて、ほんとに恐れているのは今までしっかり生きてこなかった事と人生のより高い目標について考えてこなかった事、そうした目標に取り組んだり世界に変化をもたらそうとしなかったことを恐れていた/48。
    そして欧州に旅にでて、人と出会い内省し日記をつけ帰国。ティトンの大自然へ旅立つ。雪の中でオコジョと出会い不思議な自然との一体感を感じる/85。
    そして、すべてを捨ててしまって真のリーダシップ教育を立ち上げることに新たなステップを踏み出す152。
    アメリカにおけるリーダーについての問題。152
     1.自己認識の欠如
     2.リーダーシップの本質の理解がかけている
     3.つながりより分断(方法論、学問分野)の概念に意識を向けてしまう
     4.相互依存している事実の認識が弱い
     5.なぜ?なんのためにと問うのを忘れている
     6.チームを作る方法(ソーシャルアーキテクト)を知らない
     7.誰もひとりでは責任を負えない事を理解できていない
     8.周囲の状況を認識していないこと
    ダイアローグという概念は打ち負かす、話し合いを意味する討論(ディベート)とは明らかに対象(170)
    金井さんによるあとがきがよくまとまっている。
    タイトルの共持性だからといってすべて偶然ではなくその偶然の原因は原因自分論である。(行き当たりバッチリ)307
    人生の半ばでそれまで背負った物が大きすぎるので、捨てる物は捨てる必要がある。アドベンチャーならぬインベンチャー(内面の冒険)308
    リーダーになりたくて旅にでたのは信用できない。結果的に僥倖だった旅をリーダーシップと呼ぶ。先に夢があって先頭をきって皆の為に歩み始めるから、後から続く人がでてきて結果的にリーダになる。でも旅を阻む罠に気をつけよう。コエーリョは4つの罠を指摘(317)
     1.小さいときから人生に望むものをすべて手に入れるのは不可能と言い聞かされてる事
     2.自分のやりたい事はわかったけど、すべてを投げ出すと周囲を傷つけると思う事
     3.途中で挫折したらどうしようか、という恐怖感
     4.これまで追い求めてきた夢を実現することが怖くなる
    本書では3つの罠を指摘318。
     1.責任という罠(夢にではなくチームメンバに責任を覚えてしまう)
     2.依存という罠
     3.過剰な活動という罠
    これらの罠にとらわれると逃げたくなるしやめたくなる。でも途中で逃げないといのはリーダーシップの大きなポイント、GEのウェルチはそれをexecute(徹底力)と呼び、ゴーンさんはコミットメントと呼び、チャーチルも決してあきらめなかった。

  • 行動・発言これが人を巻き込む第一歩。
    それを、シンクロニシティーという概念で説明したところ非常に面白い。
    後半は、シナリオプランニングについてもかかれていて、世の中の動きを考えるのに非常にためになる。

  • "servant leadership"という考え方が印象的でした。
    「1cm3の好機」の話や、「場を創る」話など、モチベーションを上げてくれる話も多かったです。

    ただ、本の後半へ進むに従って、著者らの世界観に賛同しなければsynchronicityを体感できないかのような印象を受けました。

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シンクロニシティ 未来をつくるリーダーシップの作品紹介

アメリカ史に残る汚職事件「ウォーターゲート事件」に直面し、「リーダー」という存在に不信感を募らせた弁護士ジョセフ。彼は、「真のリーダーとは何か」を求めて旅へ出る。哲学者、物理学者、経営者など、さまざまな先導者たちと出会った彼は、新たな境地を見出していく。「サーバント・リーダーシップ」「ダイアローグ」「つながり合う世界」…。あるべきリーダーシップの姿が浮かび上がる。

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