誰が世界を変えるのか ソーシャルイノベーションはここから始まる

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  • 英治出版 (2008年8月18日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862760364

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誰が世界を変えるのか ソーシャルイノベーションはここから始まるの感想・レビュー・書評

  • 1時間で読了。自己啓発本。

    『なぜビジネス書は間違うのか ハロー効果という妄想』の『ビジョナリー・カンパニー2』への批判がそのまま当てはまると思う。 http://booklog.jp/users/zerobase/archives/4822246663

    「学者」の本ではないなあ。

  • 複雑系を踏まえたリーダーシップのあり方について、つぎつぎと良書を翻訳、出版している英治出版からの1冊。

    「社会変革に取り組む人たちの感動の物語が沢山、入っているのかな。たまには、そういう話も読んで、元気をもらおう」という感じで、読み始めたのだが、書き方は非常に客観的、理論的である。

    そういう意味では予想と違ったのだが、個人的には、これは結構、最近の関心事にぴったりの本だった。

    つまり、「複雑系的な世界のなかで、支援的なリーダーシップによって、創発的な変化が生じる」という本は最近結構多いし、共感するところも多いのだが、「そういうことをいったって、いつもそんなにうまく行く訳でないでしょ。うまく行く可能性をあげるためにはどうするのだろうか。理想主義的なアプローチだけでは、世の中は変えられないので、政治的なものとどう折り合って行くのか。うまくいっても、すぐ悪くなることは多いよね」などなどの疑問もわだかまっていた。

    という疑問にストレートに答えてくれる本である。

    この本の原題は、getting to "maybe"である。つまり、maybeにかけてみるという生き方なのだ。can-beやwill-beではないのだ。それでも、世界の悲惨を見たときに、思わずドアを開けてそこに出てしまう、いや、閉じていると思っていたドアは開いているのだ。その先にまっているのは、奇跡のようなプロセスであったり、絶望であったり。。。。

    そんな苦しい道を何故歩むのか?彼らが英雄だから?

    いや、calling、呼ばれるからなのだ。あなたが使命を見つけるのではなく、使命、いや世界があなたを見出すのだ。

    社会変革は、「あなた」なしにはないと同時に、「あなた」なしでも自然に起こる物である。

    内容的には、★5つなのだが、書き方がもう少し物語風だったら、良かったかな、と思う。

  • 成功した社会起業家の共通点を探る研究。
    社会起業家たちを特殊な生物であるかのように扱って、その生態に法則性を見出そうという姿勢に違和感。複雑系や創発といった概念を持ち出してもっともらしく語ろうとしていたり、他者の詩に描かれていることとの共通点から何かを導こうとしていたり、それぞれ表層的に思える。
    取り上げられている個々の事例は興味深いものばかりなのでもったいない。

  • 勇気と希望。
    前へ進む。

  • オープンセミナーの演出のヒント

    荒馬にまたがったカーボーイより
    荒波にもまれる船乗りのイメージ

    海はあまりにも強大、きまぐれ、運命に翻弄される

    だからこそ、船乗りは勇気を持って天気を読み、状況の変化に機敏に対応する

    今の時代に求められているリーダー像

  • ソーシャルイノベーションを起こした事例がたくさん書いてある。ソーシャルイノベーションが起こるところ、持っている課題なども赤裸々に綴ってあるので、そこの潔さも面白かった。ソーシャルビジネスをして、それがイノベーションになるのか本当に迷ったときにもう一度読みたい。大事なのは信じるこころ。Maybeの領域でもいかに信じきれるか。まぁそんなことが伝えたいところなのかも。

  • ミラツク・西村さんのオススメで読んでみた。まだ私には分からないところもいろいろあったけれど、なるほど!と共感・納得するところがたくさんあった1冊。

    巻末の『「かもしれない」を目指すには、HOW TO GET TO MAYBE』がすごくよくまとまっていてわかりやすい。

  • 冷たい天国・
    直接ほんの内容にはあまりかかわりがないけれども
    ホテル・ルワンダで国連軍!おい!って思った。
    ものごとの一面しか見ないとはこのことか、と実感している。

  • 社会貢献とビジネスを両立させるのは難しい。けれども、それが不可能ではないことをこの本は伝えてくれる。

  • Getting To Maybe
    不確かな世界で、ただ立ち竦むのではなく、不確実性をも呑み込んで、一歩前に踏み出してみよう‼…と思わせてくれる一冊。

    ■書評ではない自分史的散文
    レビューを書こうと思ったが、もう既に多くの方がまとめているので、私は、私自身がこの本から、何を感じ、何を考え、どう動いているのか⁈…について書いていきたいと思う。

    この本とは、約4年前、友人の結婚式で横浜に行ったとき、待ち時間にふらりと立ち寄った駅中の本屋さんで出逢った。

    駅前の大きな木の下のベンチに座り、風に吹かれながら、時を忘れて読み進めた。都会の青空の下、久々に凄まじい解放感を味わった…気持ち良かった。

    当時の私は漠然とした理想にもれなく付いてくる、漠然とした不安の中で、夜はひとりの世界で万能感に浸り、朝は現実を突き付けれ、打ちのめされる…そんな日々を送っていた。※1
    何かを変えたい‼…という思いはあるが、何をどう変えればいいのか分からない…自分の進むべき道など皆目検討が付かず途方に暮れていた。※2

    そんな時に出逢ったのがこの一冊だった。この本には、世界に翻弄されながらも、自身の情熱と向き合い、思考し、動き続ける人々の姿が描かれてた。

    動いてみても何も変わらないかもしれない、だけど、もしかしたら何かが動き出すかもしれない…と私は感じた。

    単なる頭デッカチで、悶々としていた私は、そろそろ現実と向き合い、逃げることなく、自分の足でフィールドに降り立ち、具体的に動き出してみよう‼…この世界に打って出よう‼…何かに挑戦してみよう‼…と思った。※3

    こうして、私のソーシャルアクションがむくり&始動‼したのだ。

    つづく

    ※1
    その頃、まちづくりに携わりたい、と思い地元に帰って来た私は、消防という仕事をしながら、社協主催の災害ボランティア講座に参加した有志と「災害につよい足利つくる会」という市民活動団体を立ち上げ、防災に関わる展示会や公民館などでワークショップを開催していた。

    当時から防災に関わるワークショップの意義や可能性について認識しつつも、具体的に何かが変わる…という感覚が感じられず、この動きは本当に意味があるのか⁈これが俺のやるべきことなのか⁈…と悶々とした日々を送っていた。

    ※2
    理想と現実とのギャップに立ち竦む…という表現の場合、課題が明確になっているので、何からどう手を付ければいいのか⁈…ということを考えればいいので、比較的、建設的な思考回路を発動させやすいのだが、当時はそれ以前の段階だった。

    ※3
    この本を読んでいて、ふたりの恩師の言葉を思い出した。
    「可能性への挑戦」・・・小学校の担任の先生が卒業式に、和紙に墨で綴り、額に入れて送ってくれた言葉。
    「フィールドを持たない学者はただのバカだ」
    ・・・学生時代にお世話になった教授の言葉。彼は脳梗塞で一度倒れてからもフィールドに立ち続け、臨場感ある言葉で語り、我々学生の心に火をつける天才だった。

  • トリガーワード:今ここ、「かもしれない」、単純なルール、変化、思考は行動の一部、つながり、ソーシャルイノベーション

    この本のポイントは、「思考は行動の一形態である」ということだと思う。個人個人の思いが世界を形作っている、そしてその思いが行動となってイノベーションを起こす、そして世界が変わっていく、という流れだ。「どうせ思い通りにならない」とふてくされてないで、「思いも行動」「『かもしれない』を目指す」と思えば、気軽に行動につなげられるように思った。勇気が出る一冊。

  • ソーシャルビジネスの作り方。誰もが大きなことをしようとしているわけではない。「小さく産んで、大きく育てる」

  • カール・ロジャーズの「エンカウンター・グループ」論と同じほどの感銘を受けた。両者には明らかに通低するものがある。
    多数の事例から得られる知見の紹介は卓抜な箴言にあふれる。
    ここ数年間抱えていた組織と個人にかかわるさまざまな課題に対する多くの洞察だけでなく、自分の生き方にまで指針を与えられた。
    このような素晴らしい本を教えてくれたYに感謝。

  • 小暮さんオススメ11

  • 今ではすっかり有名になったグラミン銀行を含め、ソーシャルイノベーションの事例を丁寧に掘り下げながら、社会的な課題を「複雑系」として捉え、学習と創発を伴うイノベーションこそがその解決手段であるとする著者達の主張は納得感が高い。

    チクセントミハイの「フロー体験」やミンツバーグからの引用、さらには「学習する組織」や「U理論」にも通じる部分があり、複雑さのレベルに違いはあれど、何らかの「変革」に携わる人なら、誰もが多くの気づきを得られるに違いない。

  • 「かも知れない」を目指す。Getting to Maybe.
    ごく普通の人が、想いを抱き、ちょっとしたタイミングに恵まれ、世界を少しだけ変える大いなる動きの中心となる。また、その部分となる。
    自分のビジネス、ソーシャル活動の両方に活かす事の出来る考えを得られました。なんか背中を押された気持ち!!

  • 社会変革(ソーシャルイノベーション)の事例を紹介している。一つ一つの事例が丁寧に記述されており、社会変革の臨場感がある。また読み返したい作品。一度では理解できない箇所多々あり。その分素晴らしい作品。

  • 資料ID: W0159580
    請求記号: 335.8||D 41
    配置場所: 本館2F手動式書架(千葉)

  • 世界はあなたの一歩から変わり始める――よりよい未来を夢見るすべての人に贈る「変革のバイブル」

  • 高橋俊介教授のセミナーで紹介されたので読みたくなった。

  • 「世の中の現状に不満があり、変化を起こしたいと思っている、
    ごく普通の、欠点のある人々のために書かれた本だ」

    というまえがきのメッセージがこの本のタイトルに込められている印象があります。
    疑問を感じながら暮らしている普通の人である私たち。

    カナダでソーシャルイノベーション・シンクタンクを率いている著者の本ということで、
    紹介されているのはカナダの事例が中心です。

    身近なところから得た課題意識をもとに行動を起こし、
    その行動に追い風が吹くティッピングポイントがやってきて評価を得る。
    「成功した」と評価される状況も、それ自体が複雑系の世の中でさらに変化して
    次の局面へと移ろっていく、大きなプロセスとしてソーシャルイノベーションを捉えます。

    このプロセスに、治安、福祉、失業、医療、教育などの分野で
    「世の中の現状に不満があり、変化を起こしたいと思ったごく普通の人」が
    実際に行動を起こした物語を組み合わせ、織りなす構成になっています。

    この本で強く印象に残ったのが緩和医療に関する事例。
    中心的人物として紹介されている医師のコミュニケーションは、
    説得や交渉について興味のある人には役立つ物語だと思います。

    ものごとがどう動くか観察して意志決定プロセスを支配している人物を把握する。
    そしてその相手の価値観に合わせたコミュニケションをとって
    彼らの関心事がより実現する機会として自分の課題とともに実践していく。
    そんな様子が描かれている件です。

    コーチングやファシリテーションで概念としてよく耳にする、
    「ビジョンを描くことで人々の意図を統合し、成果を上げる」プロセスの
    まさに実践だと感じました。

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