実践ダイバーシティマネジメント 何をめざし、何をすべきか

  • 英治出版
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感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862760371

作品紹介・あらすじ

「フェア」、「ケア」、キャリア開発、人事、業務慣行の見直し。大規模な調査・分析をもとに明快かつ実践的に解説。ダイバーシティで組織が変わる。

感想・レビュー・書評

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  • 古いけど、ダイバーシティの基礎になってきた本なのだろうと思った。様々な会社が取り入れてきた考え方や、仕組みがつまっていた。

  • ””

  • 友人が読んでいるというので、興味をもった。
    企業で働いているわけじゃないので、読む必要ないのかもしれないけど、
    なんか、世の中においていかれないように・・・。

    ダイバーシティといっても、たいてい 「女性」の職場での働き方について書かれているようです。
    本書では、その点もっと広い視野で、ダイバーシティを推進することが企業にとってどういう意味を持つのか、など わかりやすく書かれています。
    企業の管理職など、実践に反対(無関心)する人には、
    「従来の方法は、その時はそれでよかったが、世の中が変化している」ということを納得して貰う必要があるとのこと。
    確かに「ダイバーシティ」を推進するには、多くの困難があり時間もかかることですが、根本的なことから、具体的な方法まで書かれていていい本だと思いました。
    多くの企業が「ダイバーシティ」を推進することで、一般の意識も変わっていくのではと思います。

    2015/08/09 予約  8/16 借りて読み始める。 8/25 読み終わる。

    内容と目次・著者は

    実践ダイバーシティマネジメント 何をめざし、何をすべきか

    内容 :
    ダイバーシティとは、社員一人ひとりの多様性を活かすことで、企業・組織の力を高めていくこと。
    「なぜ、何のためにダイバーシティを推進するのか」といった「そもそも論」に立ち返り、実践的な組織変革の指針を提供する。

  • ダイバーシティといいつつ、実質女性問題に焦点が絞られており、期待した内容とはちょっと違ったが、見るべき点はある。

    フェア・ケアは、多様化した組織における
    「ゲゼルシャフト」(共通の目的のために結びついた、合理的、機能的な組織)
    「ゲマインシャフト」(人間関係によって結びついた、有機的な共同体)

    企業組織は戦略の元で階層化・分業を行い、ゲゼルシャフト的な側面と、ゲマインシャフト的な側面の両面を持つ。
    いずれにしても、どちらか一方では企業組織は成り立たず、両者の統合、バランスが重要。

    制度の利用が進まない理由

    理解・共感・実践の3段階で考えていく
    (制度について知らない)(意味・意義を感じない)(使いにくい・使わせにくい)

    なぜ、変革が行き詰るのか
    進展を阻む「壁」と「溝」
    「壁」−無意識の習慣
    「溝」-個人レベルの変化と組織レベルの変化の間に横たわるキャズム

    変化と学習のプロセスをたどっていく上では、最終的に目指す姿にいたる道筋を描
    き、その道筋の一定区間ごとに小規模なマイルストーン(道標)を設定する。
    マイルストーンを元に何がうまくいって、何がうまくいかなかったのかを適切にレビューする。

    できるかどうかわからないからマイルストーンを設定しないのではなく、できるかどうかわからないからこそ、「意志を持って、振り返りの指針として」マイルストーンを設定するのである。

  • ①フェアとケア
    ②メンター、MBOの徹底など
    ③ゲゼルシャフトとゲマインシャフトの融合

  • 図書館

  • 女性のネットワークの意義の一つは、マイノリティーにはない、情報ルートを作ること。そのことが、今まで不利であった仕組みをフェアにすることに役立つ。
    非公式情報の伝達ルートをつくる。
    また、組織内の暗黙の慣行を見直す。
    ・根回しの仕方
    誰がどこで物事をきめているか(タクシーや喫煙所も含む)、事前に誰の合意がいるか
    ・会議での立ち振る舞い
    ・メールの作法
    ・身なり
    その他、ダイバーシティを推進する部署は一読すべきだと思った。
    客観的な数字をもって、証明すること。

  • ダイバーシティを目的ではなく課題解決の為の手段である。
    人事施策ではなく経営戦略と捉えることが重要。
    やった方が良い、ではなく、やるべきこと。

    声高にダイバーシティが叫ばれ、闇雲に取り入れている企業も多いかもしれませんが、本質を理解し、自社の戦略に沿って取り入れないと効果がないどころか反発すら生みかねないことがよく分かりました。
    自社でも取り入れたい。

  • 1

  • 目的が全社的にプラスどころか必須であることを示す点、根本的な問題は日本企業の体質(変化に対応できていない現状)にある点が明確に指摘されており、私自身、漠然と「ダイバーシティってのは必要そうだ」程度にしか捉えられていなかったもやもやに答えてくれたような印象。また、データで現状を示すことで人の印象に与えるインパクトの強さも実感した。具体的な企業の状況を考えた時、こんな大きなものを動かせるのかという途方もない気持ちになるけど、つまりは長期的にやっていかざるを得ないものってこと。その中でも、いかに成果や変化を目に見える形で評価して、示せるかどうかが大事。
    整理されてて読みやすかった。

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