「決める」マネジメント――人を活かす職場をつくる

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  • 英治出版 (2009年10月20日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862760388

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「決める」マネジメント――人を活かす職場をつくるの感想・レビュー・書評

  • 久々の良書でした。マネジメント学習中ですが、マインド、実務の両軸で書いてあるので、試してみようという気にさせられました。

    過去と現代のマネジメントの違いや、実情を捉えていて、非常にわかりやすかったです。

  • 2013年83冊目。

    「マネジメントの一番の役割は『方針を決めること』」という明確なワンメッセージ打ち出している。
    大切なのは、絶対的に正しいと思える方針が見つかるまでは決めないのではなく、後から修正する勇気を持ってその時点で考えこまれた方針をきちんと決めること。
    「マネージャーは正しいことを知っていなければならない」「マネージャーは誤ってはならない」そんな過大評価に縛られて「決められない」状態が最も組織にとって不利益だと感じた。
    思い切って「決める」勇気と、必要に応じて「変える」勇気、
    この2つを忘れないようにしたい。

    具体的な方針の決定方法も書かれていて、実践向きの本。

  • 「良い商品を作れば売れる」時代から
    「相手にとっての価値を訴求しなければ売れない」時代になりました。

    効率よく仕事をすることよりも、
    「問題解決」をすることが仕事の中心になってきています。

    自分の専門分野ができることは当たり前で、
    その上で、顧客の問題をいかに考え工夫し
    解決できるかということが
    生き残るために必要な能力です。

    そんな中、仕事の管理も従来の考え方では
    うまくいかなくなって来ているのが現状です。


    本日ご紹介する本は、

    従来の「管理職像」をゼロから見直し、
    現代に合った「マネジャー像」を提示した1冊。


    ポイントは
    「バランス」

    そもそもミドルマネジャーは
    「トップマの方針」と「現場」をつなぐ役割を担います。

    トップの意向と現場の事情のバランスをとることが
    重要です。


    「部分最適と全体最適」

    仕事にどっぷり入ってしまうと、どうしても
    自分にとって一番良い方法だけを考えてしまいがちです。

    会社や顧客にとってどうなのかを日常的に問いかけることは、
    全体視点で考える習慣をつけるトレーニングになります。


    「質と量」

    なにか方針や目標を考えるときには
    一度に決めてしまうのではなく
    「質」と「量」の両方を段階を踏んで決めることが重要です。

    「質」=やる内容はこれでいいだろうか、をまず考えます。
    そして「量」=どのくらいやれば目標は達成できるだろうか

    そしてまた「質」=ここはやりかたを変えたほうがいい

    といった感じで「質」について考えることと、
    「量」について考えることを、交互に行っていくことが重要です。


    「日常業務と変化」

    「日々の業務をまわす」ことに忙殺されてしまうと、
    「方針を決めて、変化を起こす」ことは置き去りにされます。

    どちらか一方ではなく、常に両方のことを
    考える習慣をつけることが重要です。

    ぜひ、読んでみてください。



    ◆本から得た気づき◆
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    「良い商品を作れば売れる」→「相手にとっての価値を訴求しなければ売れない」時代になった
    「成果主義の導入」=人材育成や業務改善といった成果が見えにくい役割は軽視される
    今日では「問題解決」が仕事の中心=パターンとしての原理原則を教え、本人に試行錯誤を促す→人材育成として有効
    マネージャは「偉い人」でも「人格者」でもない。単に役割に過ぎない
    マネージャーの役割は「良い人でいること」ではない。組織の戦略や方針に関して「正しい人」であることが重要
    方針は必ずしも正解でなくてもよく、日々、実行と見直しを通じて、正解に近づけていくもの
    管理職である自分も正解は見えていない→メンバーの知恵も借りつつ、できるだけ良い案を考えたい
    「やるべき」なのかどうかを日常的にメンバーに問いかけることは、メンバーに全体視点で考える習慣をつけるトレーニングになる
    マネージャーは自分自身が「立派」「人格者」であろうとする前に、役割を果たすことに真摯に向き合うべき
    マネージャーとは、自分一人では出来ないことを組織の力で実現していく、
    そのなかで自分自身を磨くと共に、メンバーの自己実現にも関与できる、やりがいのあるポジション
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

    ◆目次◆
    第1章 「決められない」マネジメント
    第2章 もはや通用しない「上司論」
    第3章 マネジャーの役割を「決める」
    第4章 実践「決める」マネジメント
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

    ◆マインドマップ◆
    http:/... 続きを読む

  • 現在のマネジャーの苦悩その原因、あるべき姿、その具体策があますことなく書かれている。名著。「決める」こと。方針が伝わっていること、ぶれていないこと、それに即して判断されていること、これは今までの組織・チームを見ていて本当に大事だと思われる。開かれたコミュニケーションでマネジメントの「役割」を全うしつつ、メンバーにオーナーシップを持たせながら、最終的には決めるマネジャーであってほしいし、なりたいと思う。方針を決める際の量と質を交互に考えていくという方策はシンプルかつすばらしい。かつどこまで具体的でどこまで抽象的にしてメンバーに各論を任せるか、この水準を決めることこそが勘所かと思われる。あとは「強く」決める人、それを徹底して称えることができる人、PDCAを回せる人、だめならダメと認めそれを振り返り新しく「決める」人。これがすばらしいマネージャー。

  • マネジメントがうまく機能していない現在、
    何故うまくいかないのか?どうすればうまく行くのか?
    人材のコンサルを行っている著者が自身の経験を踏まえて綴る。

    マクロ的視点でうまく機能しなくなった理由が書かれているが、
    まずもってここの納得感が極めて高い。
    読んでいて「そうそう」「なるほど」と言いたくなる。
    これまでの常識が非常識になっている点も腹落ちした。

    これらを踏まえた上でのマネジメントに対する提言は、
    全体的にやや抽象度が高いものの、概ね納得できるもの。
    マネージャーの立場にある者だけでなく、
    部下や周りにいる者達にも意識改革が求められるという点も分かりやすい。

    反省も踏まえて、実に色々な気づきを与えてくれる本だった。

  • マネージャーは何を行うべきなのか?


    何をどのように進めるのかという方針を決め、PDCAサイクルを回す
    その際、質と量を交互に考え、優先順位を付ける
    また、方針な分かりやすい標語にし、WANTの表現にする

  • 上司が「決めてくれない」という話を職場でよく聞く。

    この本には、その解決の方向が書いてある。
    筆者は、マネージャーがやるべきは、
    ① 方針を決める
    ② 方針を浸透させ、実行させる
    と共に、
    ③ 心構えを変える
    ことであると主張している。
    その上で、マネージャーの主たる役割は、
    「組織の成果を高めるために、方針を定め、結果に対して責任を持つまとめ役」としている。

    私はこれを、
    「方針を定め」「責任を持つ」ことは、非常に難しい。表明した時点でメンバからの評価にさらされる。しかし、それもマネージャーの役割としてプラスにとらえ、「組織」をどうやって高めていくかに腐心せよ。
    ととらえました。

  • 決めるというより、年齢に関係ない役職の割り当てがある現在、マネージャとは「役割」であるという部分に助けられた気がする。その意味で読んでよかったと思う。

  • 現在<=>未来
    業務<=>人・組織

    「やった方がいいは、やらいない」

    ト、2009.12.29-30

  • リクルートの戦略人事コンサルタント・グループが、現在のマネジメントの問題点とその対策についてまとめた一冊。

    本書の主張は明快である。
    「マネージャの仕事は”方針”を決めること」

    うまくいっている職場では「決めるべきこと=方針」が決められており、その方針に基づいて個人の評価が行われている。

    自分の職場を鑑みても、正鵠を射る主張であると感じる。

    ただ、その方針を決めるということが、通常は非常に困難を伴う。
    それは本書の中でも語られている。

    本書では、現状のマネジメントの実態、旧来のマネジメント体系の崩壊、マネージャの役割、方針を決めるための要諦がわかりやすくまとめられている。

    この不安定な時代に求められるのは、決断力だと感じる。
    しかし、そのバックグラウンドには、冷静な自己環境の分析と問題解決の手法が不可欠である。

    何故方針が重要か、その方針を決めるにはどのような考え方が必要かを理解するのに、本書は非常に有用な一冊といえる。

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「決める」マネジメント――人を活かす職場をつくるの作品紹介

そもそも、「マネジャー」って何だろう?…従来の「管理職像」をゼロから見直す、新時代のマネジメント論。

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