ピース ウーマン

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制作 : 松野泰子  上浦倫人 
  • 英治出版 (2009年10月19日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (347ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862760449

ピース ウーマンの感想・レビュー・書評

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  • 請求番号:319.8/Reu

  • 状態:貸出可
    ※利用対象者:本学の教職員と学生に限ります。

  •  真実、正義、希望のために、そして平和の実現に欠かせな貢献をしたことでノーベル平和賞を受賞した12人の女性の物語を本著は伝える。

     本著に登場するのは、ノーベル平和賞を受賞した初の女性であるベルタ・フォン・ズットナー(1905年受賞)、多くの貧しく苦しむ人々に対して献身的な救済活動を行ったマザー・テレサ(1979年受賞)、軍事政権下におけるミャンマーで民主主義と人権回復のための活動を行っているアウンサンスーチー(1991年受賞)、環境保護活動やアフリカ女性の権利向上に貢献したアフリカ人女性初の受賞者であるワンガリ・マータイ(2004年受賞)など。100年の間に活躍した12人の女性の人生とノーベル賞授賞式での講演の内容が記されている。

     これらの女性のことを私たちはどれくらい知っているだろうか。そして、彼女たちがどれほどの勇気と忍耐、そして行動力をもって、人権や核廃絶、戦争、環境問題、貧困、差別に立ち向かっていったのかを知っているだろうか。 

     彼女たちは人種も国も宗教も違うが、彼女たちが目指した理想はそれを全く感じさせない。また、彼女たちが「女性」ということも平和を成すうえでは関係ない。仮に女性であるということが、平和に貢献する可能性を低くするものであるとするならば、それは人類にとって大きな損失となることは明らかだ。

     その意味では、女性の社会的地位の位置づけが全世界共通に低かった中で、ノーベル財団が女性にノーベル平和賞を与えたというのは、大きな意味を持つことだっただろう。平和に対して貢献するのに、国も宗教も人種も性別も関係ない、というメッセージを発し続けるのは大切なことだ。しかし、それでも現状ではそれらの違いが平和を妨げてしまっている部分があるのは残念である。

     以前、アメリカのオバマ大統領がノーベル平和賞を受賞したことで、平和というものについて多くの議論がされたが、平和とは何かを彼女たちから学ぶことができるだろう。また、平和を実現するために、私たちはどう行動するべきかのヒントも得られるはずだ。

  • 三葛館一般 319.8||RE

    ノーベル平和賞を受賞した12人の女性の人生と平和活動の軌跡。
    世界を変えることはとても危険で勇気のいることである。
    多くの恐怖や危険に立ち向かい、非暴力で愛と勇気で世界を動かした女性たちのすばらしい記録である。

    和医大図書館ではココ → http://opac.wakayama-med.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=58172

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ピース ウーマンの作品紹介

ノーベル平和賞を受賞した12人の女性たち-彼女たちは、人権問題に勇気と忍耐をもって立ち向かった。理想を信じ、その理想の実現を信じた。真実と正義、希望、補償、そしてすべての女性のために闘った。「世界は必ず変えられる」強い想いが、世界を動かした。

ピース ウーマンはこんな本です

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