国をつくるという仕事

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著者 : 西水美恵子
制作 : 田坂 広志(解説) 
  • 英治出版 (2009年4月7日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862760548

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国をつくるという仕事の感想・レビュー・書評

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  • [2013.1]草の根を歩いて人々の生活を見て、声を聞いてきた人の言葉は重みが違う。百聞は一見にしかず。情報を伝える人間として、西水さんの自分の目で見て確かめる姿勢は見習うべきことばかり。そして、リーダーシップの大切さ。リーダーシップとは何なのか。もっともっとアクションを起こして、頭をひねって形のない答えに近づいていきたい。

  • 元世界銀行副総裁の西水美恵子さんが、世界各国で体験したことを綴っています。

    日本人の中にも西水さんのように、危険を顧みず、尊い仕事をされているかたがいらっしゃることを知り、驚きと敬意の気持ちを抱きました。

    最初の8ページだけでも、購入して読む価値があると思います。

  • ・世界銀行副総裁という高い地位にありながらも、途上国の最貧困地域を自らの足であるき続けるその姿はまさにリーダーの鏡。
    自分で現地に足を運び、自分で人々の声を聞かなければ、本当の問題は見えてこない。頭でわかっても心でわかることはないだろう。心でわかるということの大切さに気づかされた。
    ・真のリーダーとは民衆に共感できる人であり、それは国でも企業でも同じ。人のことを我がことのように思う。言葉では簡単だが、なかなかそうも思えない自分がいる。貧困や戦争を本やニュースで見て、その時は心を痛めることもあるが、少し経てば忘れてしまう。共感力を持ったリーダーが少ないのも理解できる。
    ・「千人の頭となる人物は、千人に頭を垂れる人物である。」

  • 2017年10冊目。(もう何度読んだか分からない)
    ====================
    2010年20冊目。(2010年12月2日)

    リーダーシップに関する本が読みたければ、
    どんな理論書よりもまずこれを読むことをおすすめします。

    「草の根を歩け、民の声を聴け」

    この本を読んでから、自分の活動の節々で著者のこの声が聞こえてきます。
    著者西水美恵子氏は、緒方貞子氏に並ぶ日本女性の誇りだと思います。

    また、文体も非情に洗練され、詩的であり読みやすい。

    深い感動を残す一冊。

  • うわぁ!日本にもこんなスゴい人がいたんだ!

    新聞のコラムか、なんかで、彼女が、世界銀行の組織改革に取り組んだときに、ピーター・センゲにあって、感動したみたいな話しを読んでから、気になっていた。

    で、センゲの「最強組織の法則」の2nd editionの原書をパラパラ眺めていたら、西水さんの名前が出てくるではないか!

    ということで、検索して、見つけたのがこの本というわけ。

    残念ながら、この本は、私が知りたかった西水さんが世界銀行で行った組織変革やそれに対する西水さんのリーダーシップの話しではない。

    西水さんが、仕事を通じて、知り合う事ができたアジア各国の有名・無名のリーダーたちの感動的な物語だ。

    世界には、こんなにすごい人たちがたくさんいたんだ!

    と、何度も、胸が熱くなった。

    そして、それらの人々を支援する西水さんの熱いこと。

    ここに、いわゆるサーバント・リーダーシップの生きた姿を見た。

    それにしても、こんなに善意で、渾身的なリーダーが沢山いても、あまり改善しているとは思えないアジア諸国の汚職や貧困の状況。

    と考えると、ちょっと暗い気持ちになる。

    でも、それでも、なすべきことをなしつづける人々。

    自伝ではなく、エッセイ形式で、いろいろな人の思い出を述べたこの本は、西水さん的な、謙虚さの現れかな、とも思うが、もう一度、時系列、テーマごとにまとめ直しつつ、世界銀行の改革の話しもいれて、自伝として語り直していただきたいものだ。

    具体的な内容については、書きたくない。すべての人に読んでほしい。

  • 私が新卒で入社した年の4月に発売され記念講演会に足を運んだ思い出の書を退職する今改めて読み直した。
    真のリーダーシップとは何か、今一度心に刻みなおそう。

  • 正直世界銀行が何をしている所かわからなかったが、勉強にもなったし
    西水さんの思いが非常に伝わっていて自身の士気を高められる本に出会えたと思いました。

  • 国際協力の世界について理解が深まった。
    世銀の融資方針、融資条件、融資方法よりも、各融資先の課題、国のトップのリーダーシップの重要性, 草の根の活動から得られる知見や開発政策の効果に焦点を当てている。
    政治の無知, 腐敗, 内乱の中でもがき続ける草根の活動とその活動から国際協力の真実を見て、国のトップに訴えかける著者が印象的だった。

  • 速読。世銀の副総裁の西水さんの本。この前読んだ「あなたの中のリーダーへ」よりも先に出版されてる。読後感が犬養道子さんの本と似ているなとやはり思う。
    話のスケールが大きいから、本当にすごいなと思う。ただ、この人にとってみれば、与えられた職務を真面目に取り組んだ結果を書いているだけ、ということなんだろうけど。こういう本を読んでてつくづく思うのは、思ってること考えていることを世界で発信するためには、最低限、英語を操ることができなければ無力だということ。犬養さんもこの方も10代から外に出てるし、そのくらいの経歴じゃないとこういう仕事は務まらないのだろうな。

  • 元世界銀行南アジア地域担当副総裁の西水美恵子氏が、定期購読月刊誌『選択』で2005~2008年に連載した『思い出の国 忘れえぬ人々』の35編を纏めたもの。
    西水氏が担当した南アジアの国々、インド、パキスタン、スリランカ、バングラデシュ、ネパール、ブータン、モルティブ等での、各国の指導者との交流や貧しい村々での人々との出会いを通して得たこと、感じたことが綴られている。
    中でも、西水氏は、国民総幸福量の増加を政策の中心としている国として注目されたブータンが「世界で一番学ぶことが大きかった国」であり、世界中で最も会いたいリーダーを問われれば、躊躇せずに(元)ブータン国王雷龍王三世を上げると言う。晩年の雷龍王三世が「わたしの行為を批判せず、わたしの誤りに対して盲目になっている」と国会を叱ったというエピソードはじめ、同国の歴代国王(雷龍王四世、五世)に関わる記述は特に心に残る。
    独特なリズムの文章にはやや読みにくさを感じるものの、あまり取り上げられることのない南アジアの国々、人々を知る上で貴重な一冊と思う。
    (2012年7月了)

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国をつくるという仕事の作品紹介

前世界銀行副総裁が語るリーダーシップの真実。貧困のない世界を夢見て…23年間の闘いから見えてきたもの。

国をつくるという仕事のKindle版

国をつくるという仕事の単行本

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